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水の硬度を計る!

2016.04.27

キャンパスの桜も散り始めたので建物の中に視点を移し、今日は化学・生命コースの学生実験にお邪魔しました。

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出迎えてくれたのはTAを務める大学院生さん。TAとはTeaching Assistantの略で、学生実験や授業時にお手伝いをしてくれる方々です。
「今日載りませんか?」と声をかけたら、照れながら撮らせてくれたショット。良い雰囲気ですね♪。

今日の実験のテーマは「水の硬度を計る」。キレート滴定と呼ばれる実験だそうです。

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学生さん達はビュレットに溶液を入れたり

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試薬をメスアップしたり

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安全ピペッターとホールピペットで溶液を計り取ったり。

その傍らで担当教員の先生は鋭い視線を飛ばしながら、学生さんが順調に実験を進められているかを確認しておられました(^^)。

さて、このキレート滴定。
色の変化がなかなか面白く、

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指示薬を入れたばかりの資料は紫色をしているのですが、EDTA溶液を滴下していくと徐々に青色が強くなり、反応が終わるとすっかり青くなるのです。

「この青で良いんですか?!」「もっと青くなるんですか?!」

と言っていた学生さん達も、実験を進めていくうちにコツをつかんだようです。
さすがっ!。

実験をサポートしていた技術職員さんのお話によると、サンプルに使っている市販のペットボトル水にはラベルに硬度が書いてあって、実験で導く結果の数値は結構近いんですって。学生さんも、実際の実験で得た値がその通りだと嬉しいだろうなー(^^)。
 
突然のお願いにもかかわらず取材をさせていただき、ありがとうございました。