ご近隣の皆様、毎度お騒がせいたしております、
こちらは、岩手大学さんさ踊りの練習会場でございます。
ということで、約一ヶ月前に
「さんさに出たい!」
と申し込んでくださった皆様方の練習が開催されております。
この日、工事中の第二体育館を使って練習していたのは、太鼓パートのみなさん。
打ち方の練習では、リズム通りに太鼓を鳴らしながら、叩く場所や叩き方、手の形などなど、実に細かいところまで指導が入っていました。
続いて、中央食堂前の屋外掲示板のところで集まっていたのは、笛パートの皆さん。
皆さん立ったりしゃがんだりして、地面に置いた譜面を見ながら練習に励んでいます。
この笛の譜面ってやつですが、こんな感じなんです。
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丸の数が使う穴の数で、白丸(◯)が解放で、黒丸(●)が指で抑える穴で、中には音を「ぴろぴろ~」と出すための、指を空けたり閉めたりするところがあって、そんな印が何行も続くという、実に難解なもの。
しかも唄口(息を吹き込むところ)の位置や角度がずれると、キレイなどころか、そもそも音が出なかったりすることが頻発するという、これもまた難解なもの。
ここに足さばきを付けるってんですから、習う方も教える方も苦労が多いと思います。
所変わって、学生センターA棟前広場では、踊りパートの皆さんが練習中。
10名程度のグループに分かれて、手を動かしたり、足を教わったりと、それぞれで練習が進んでいきます。
練習参加者の中には、すでに雪駄を装着している人もいたりして、本番にかける意気込みがヒシヒシと伝わってまいります。
そんなわけで、各パートに分かれての練習が進んでいるわけですが、どこも文字通り一挙手一投足まで目を配る指導が施されています。
さんさ踊り当日まで、あと40日とちょっと。
これから一層熱の入った練習が続くことでしょう。
がんばってください。