キャンパスはギンギンギラギラで汗もだっくだく、
でもさすがにちょっと北上したら…多少は涼しいんじゃないか?
…そんな幻想は打ち砕かれまして。
滝沢農場の実習ではついに給水所が設置されました。
汗をかいた身体に冷えた麦茶、しみわたります。
ところで今回のタイトル、
おなじみ赤=red、緑=green、青=blueの3色の頭文字。
この農場で圧倒的に増えてるのは緑色なわけですが、
トマトが赤くなってきたり、
スイカの実が大きくなってきたり(中身は赤いはずだから赤ということで…)
緑色の中にある赤はなかなか目立つし映えますよね。
スイカとメロンは毎年実習でも人気のやさい(果物)なのですが、
つるの整理がなかなか骨の折れる作業です。
毎日来て見ることができればなんてことはないのですが、
受講する皆さんは農場の位置関係や授業等のスケジュールの都合上
週に1度しか来て様子を見ることができません。
そんな学生さんたちにとって
この時期の植物の一週間の変化はとても大きな変化です。
特にメロンやスイカのようにつるがどんどん伸びるもの、
トマトのようにわき芽がどんどん出てくるもの、
「小学生のお子さんが一週間で筋骨隆々の屈強なお兄さんに!」というほど
姿や状態、大きさまでガラッと変わります。
伸びて葉が茂ったつるなんかは、
どれが必要なものでどれがいらないものかを見分けるだけで一苦労。
でも、そんな作業ひとつひとつも、
一週間時間があいたとしても、
皆さん回を重ねるごとに手つきや感覚が慣れていくもの。
今じゃすっかりベテランさんです。
授業が終わった夏休み期間中も
班ごとに当番を決めて定期的に見に来ることが必要ですが、
何も心配する必要もなさそうです。
(心配するとしたら大量の収穫物をどう消費するか程度のもの)
(実はそれが一番大変という説もあります)
あ、そうそう、緑(green)、赤(red)まで出したので
最後の「青(blue)」ですが…
ブルーベリー!
この(鳥から)隔離された果樹園の中でたわわに実っております。
以前に「禁じれた感があるとよりおいしそうに見える」というお話をしましたが
ほらほら、まさにこれですよ!
たわわに実っておいしそうに色づいているのに、
ちょっとの距離で手が届くのに、
囲われていて触れられない、食べられない!
ああぁ…ブルーベリー…さぞかし甘くてすっぱくておいしいに違いない…。
きっと眩しい日差しに散々さらされて疲れた目さえも、
アントシアニンで癒えるかもしれない…。
そんなこんなで、滝沢市も、夏真っ盛りです。
そうそう、外が暑いのは当たり前のことなのですが、
屋内での実験や実習も、くれぐれも熱中症にご注意ですよ。
お茶や水やスポーツドリンクだけでなく、
新鮮な野菜や果物からも水分やビタミンミネラルを補給したい、
そんな今日この頃です。