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仕上げの時期

2017.07.25

7月も末のこの時期になりますと、前期の講義の総仕上げともいうべき期末試験が本格化し始め、空き教室やら、食堂やら、それこそ図書館やらでノートを広げる学生さんたちの姿を目にすることが多くなってきます。

と同時に、いよいよ9日後の8月3日に本番を迎える岩手大学さんさ踊りの皆さんも、総仕上げに時期に入ってまいりました。

昨日は、太鼓・笛・踊りが一緒に練習を行う総練習の1回目。
この3パートが揃って練習を行うことができるのは、全2回の総練習だけ。
貴重な機会ということで、練習にも熱が入ります。

まずは肩慣らし、準備運動の意味も込めて、輪踊りの練習から。
ファイル 2537-1.jpg
やはり本番が間近に迫っていることや、全パートが揃っていることによるのでしょうか、心なしか皆さんのテンションが高めに感じます。

続いて、太鼓が体育館両サイドで伴奏をし、踊り・笛パートの皆さんのパレード練習が始まりました。
ファイル 2537-2.jpg
さんさ踊りは、踊り手さんたちが隊列を組んで踊る、いわゆる群舞ですから、隊列の整いっぷりと言うのも、その団体の完成度を示す大事な指標となります。
しかも、本番は盛岡市の中央通り。
体育館のように、まっすぐでもなければ、床のラインもない。
ここで列が合わせられなくて、本番どうするんだ!
的な、厳しい檄も飛びます。

そんな練習を踏まえて、最後は全パートでのパレード練習となります。
ファイル 2537-3.jpg
最初にも書きましたが、3パートが揃って練習するのは、今年はこの日が初めて。
てことは、
太鼓は、踊り・笛の伴奏役として叩くのが、初めて。
踊りは、太鼓・笛の生演奏に合わせて踊るのが、初めて。
笛は、太鼓・踊りの人数に音色を届けるのが、初めて。

昨日は、そんな初めてづくしの練習になりました。

岩大さんさフリーク(居るのか?)の方ならお気づきかもしれませんが、今年の岩手大学の隊列は、かなりコンパクトになっています。
その分だけ、本番で見に来てくださった皆様には、少数精鋭のキレのあるパレードを披露できるよう、一生懸命に練習に臨んでいました。
その成果は、8月3日のパレード当日、会場へ足をお運びいただき、ぜひその目でお確かめ下さい!