さんさ出演&優秀賞受賞、テスト期間の終了、
オープンキャンパス、鳥人間コンテスト放送、
8月、思えば思っていたよりもいろいろなことがあったので
ついつい先延ばしにしてしまっていた
お盆前恒例、
農学部3年生対象の滝沢農場・夏の特別実習の様子を
この9月になってやっとご紹介できそうなので、
また今年も、数回に分けてつづってみようと思います。
(写真の掲載を快諾くださった受講生の皆さん、ありがとうございます)
写真は8月7日、実習2日目。
それにしても、この日は8月のお盆前の一番暑いはずの時期なんですが
曇り空でほどよく涼しく作業しやすいお天気でした。
例年ですと陽射しがカンカン照りで皆さんは汗だくで
体力も消耗しながらの実習になるところですが
これはラッキー。
快適だし、作業もはかどるはかどる。
(ちなみにこれ、オープンキャンパス2日前でもあるので
同時にそちらの雲行きが心配にもなりましたが)
まずはとうもろこしの収穫作業と、一時保存のためのコンテナ詰め。
中腰の収穫作業とだんだん重たくなるカゴの相性は若干悪め。
涼しいのは本当に救いです。
最近本学で盛んに栽培・研究されている「クッキングトマト」
その名の通り、加熱調理に最適な品種であることは知られつつありますが、
他にも特徴がありまして。
一般的によく見かけるトマトの樹とは姿が違います。
背が高くないので、支柱が必要ないんです。
普通なら折り取ったり切ったりする「わき芽」もとらずに伸ばし放題。
管理にかかる労力が軽減されるわけですね。
育てるのにも食べるのにもよくあるトマトとは一味違う、
そんなクッキングトマトの定植作業中には
突如賑やかな話し声が聞こえると思ったら、団体さんがずらり。
この日は1年生のフィールド見学ツアー同時開催ということで、
農場や牧場・演習林を見学して回っている最中なんだとか。
これは先生も大忙しです。
でもどんなに忙しくとも、いつでも学生さんを前にすると
楽しそうに笑顔でいろいろお話してくれる由比先生。
この日も何度もフィールド内を颯爽と行き来していましたよ。
そして、1年生の皆さんが3年生になった2年後の今頃には、
今度はこちら側から1年生を見てる番かも?
先にご説明したとおり、
この実習の受講生の皆さんは、農学部の3年生。
1年生、2年生と畑や田んぼでの実習を経験してきて
3年生ともなると、さすが手つきや作業効率の良さも違います。
でも、それ以上に違うなと個人的に感じたのが、
皆さんのオシャレさ。
もちろん「農作業や屋外での活動に適した服装」ではあるのですが
ツナギひとつをとっても帽子と色を合わせてみたり、
男性もアームカバーをしていたり
畑仕事も楽しくなりそうな素敵なファッションがずらり。
きっとこんな風にして、
日々の仕事や退屈に思っていた事も楽しくなるのかもしれませんね。
そんな気付きを皆さんからもらった頃には、
あっという間に半日が過ぎていました。
続きはまた次回以降に。