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70年

2019.06.13

先日の出勤途中、理工学部キャンパスの隅のフェンスに、こんな横断幕が掲げられているのを見かけました。

ファイル 3003-1.jpg

なんと本学は、この6月1日の開学記念日で
創立70週年を迎えました!
おめでとー!!
(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
 
 
70年、、、
70年かぁ。。。

と思いを巡らせてみようとしましたが、私の人生歴ごときでは何も計り知ることができなかったので、この岩手大学が設立された70年前、
すなわち、1949(昭和24)年についてちょっと調べてみました。

一年を通していろんな出来事があったそうですが、掻い摘んでみると、

4月:NATO発足
え、教科書に載ってたあのNATO?
日本での名称「北大西洋条約機構」がなんかかっこいいNATO?
小学生に「納豆」と言われ続ける宿命を持った、あのNATOと同期でしたか。

5月31日: 国立学校設置法施行(新制大学が発足)
これにより、翌6月1日に岩手大学を含む沢山の大学が開学しました。

6月1日:国鉄発足
今のJRの前身である「日本国有鉄道」は、誕生日も一緒でした。
その国鉄が民営化してJRになったのが1987(昭62)年ですから、約40年続いたことになりますね。

8月:穴の空いた五円硬貨が発行
この年まで、五円玉には穴がなかった!
1959(昭34)年に、「五円」の文字が楷書からゴシックに変更になったものの、基本デザインは未だに現役!
旧バージョンの楷書のやつ(筆で書いたような書体なので、「フデ五」と呼ばれるんですって)は今でも稀に見かけませんか?
財布の中に見つけると、ついつい貯金箱に入れてしまいます。

11月:湯川秀樹先生が、ノーベル物理学賞を受賞
日本人初のノーベル賞受賞という快挙を成し遂げられました!
それから現在までの70年間で、湯川先生を含めると24名もの方が受賞してきました。

と、社会の教書に載っているレベルのお話がズラズラと出てきました。
これが70年の重みってやつでしょうか。
 
 
しかしふと思ってしまったんですが。。。
この70年のうち約40年が昭和、30年が平成の時代なわけですから、約4割が平成の世ということになります。
昭和生まれで、平成の始まりの記憶がしっかり残っているお年頃の私としましては、
「え、岩大の4割は平成でできてるの?!」
と、驚きを禁じ得ませんでした。
 
 
さて、令和から始まる70年目。
これからますます発展していけるように、私もがんばります。