記事一覧

根こそぎの誓い

2019.07.01

今日の出勤途中、建物脇の草地に何やら禍々しいモノがいたような気がして、ちょっと目を向けてみますと、
そこにヤツがいたのです・・・

今はまだ周囲の草に紛れ、まるでその存在感を隠そう隠そうとしているようでありながらも、隠しきれない、この特徴的な鋭い葉先。
ファイル 3015-1.jpg

そう、あのアメリカオニアザミが、ついに私のいる理工学部の建物にまでその勢力範囲を広げてきたのです。

このアメリカオニアザミ。
自然界で名前に「オニ」と付くものはでかい!という(ワタシ的)通説に違わず(例:オニユリ、オニヤンマ)、ほっとくと数十センチの草丈、幅にまで成長し、その葉先の針もそれに合わせるように長大化、そして強靭化しやがります。
そんな手のつけようがなくなってしまう前に、しっかり駆除してしまいましょう。

しかし今日見つけたこいつも、全盛期ほどではないにせよ、その針には十分に注意を払う必要があります。
しかも今回の目的は、除草ではなく駆除ですから、根こそぎやっつけてしまうことが重要です。

てことで
右手→武器→草刈り鎌→装備
左手→防具→ゴム付き手袋→装備
ファイル 3015-2.jpg
と準備を整え敵と対峙します。

小石混じりの土に苦戦しながらも、根元を大きく掘り返し、なるべく根の一本も残さぬように心がけて、おりゃっ!と。
ファイル 3015-3.jpg
ひとまず駆除完了。

うーん、あれだけ大きく成長する植物にしては根が貧弱なような・・・
もしかして、全摘しそこねた?!

でもまぁひとまずOKかな、
他のところにはいないよな、
と思い周囲を見回してみると・・・

いた。
いやがった。

コノヤロ
ザクザク
ブチブチ

結構育ってやがりました。
ファイル 3015-4.jpg

しかしいつ見ても、よくここまで攻撃的な形に進化を遂げたもんだと感心さえ覚えます。
ファイル 3015-5.jpg
このアメリカオニアザミ、繁殖力も旺盛なので、これ以上のさばらせないためにも、見つけ次第片っ端から駆除してくれるわ!
そう固く誓ったのでした。