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秋とウバユリと…わたし?

2019.11.25

今週で11月も終わりかぁ…。
今年もあと1か月かぁ…。

構内の紅葉の見ごろは終わりを迎えつつあります。
ファイル 3112-1.jpg
ファイル 3112-2.jpg
朝方の事務局横の歩道は
土日をはさんだこともあって、
びっしり落ち葉で埋め尽くされていました。


歩道ですから
濡れた葉っぱで滑ったりしちゃいけませんのでね、
ほどなくきれいに撤去されちゃうんですけども、
これはこれで「いいなぁ」と。。。


さてさて。
そんな紅葉終盤の構内を歩いておりましたら、
ちょっと驚いたことがありまして。

教育学部付属の自然観察園の奥地なんですが
ファイル 3112-3.jpg
…ひょうたん池の北端あたり、
「狭窄(きょうさく)射撃場跡」の付近が
ウバユリだらけになりつつある…。


ウバユリと言えば、
農学部附属植物園に沢山ありますよ、
という話は何度かしていました。
かといって「自然観察園には無い」
というわけじゃなく、
幾度か見かけることもあったんですが。

それでも、こんなにウバユリだらけの一画があったとは…。
知らなかったなぁ…。

冬が近づいて、周りの草が枯れてきちゃったから、
ウバユリだけがこんなに目立っちゃうのかな…。


僕個人の感想なんですが…。
なんだか、ウバユリって、
丈も相当ありますし、
また果実をつけた姿もかなり特徴的ってこともあって、
素人目には
「なんだか知らないけど貴重な植物なんじゃない?」
「刈っちゃいけない植物なんじゃない?」
と思わせるサムシングがありまして。

僕もミュージアムの担当をしていた頃、
施設周辺に生えるウバユリに手を付けられるようになったのは、
「これは放っておくと際限なく増えるぞ…」
と気づいてからだったと思います
ファイル 3112-4.jpg
気づいてからは、少なくとも施設周辺のものは
結構抜いたりしてました…。
「増えるから刈っていい」
とも言い切れないとは思いますが。

だからなのかなんなのか、ウバユリって、
草刈り時に保留(?)されがちな気がして…。
で、保留したままうっかりしていると
気づけばウバユリだらけの一画ができている、という…。
…なんとも不思議な力をもった植物です。


さて、特徴的な実の中には、
沢山の種が詰まっているウバユリ。
ファイル 3112-5.jpg
(もう半分程度飛んじゃってますね…)
来年にはより範囲を広げてくるだろう、と思います。
いよいよ理工学部キャンパスにも
ウバユリの群生地が…できてたり…するんじゃ…
と思い始めた今日のわたしです。