昨日後期入試を受験された皆様、大変お疲れ様でした。
昨日のエントリーの写真でお分かりになるように、
ここ数日にしてはちょっと肌寒いかな?ということ以外は
天気よし、交通機関も異状なしで
皆様安心して足を運べたのではないかと思います。
そんな昨日でしたが、今日は一転、
まるで、空が後期試験の終了を待っていてくれたかのように
今日は雨と時折吹く強い風に見舞われています。
最近は白鳥の声もめっきり聞こえなくなり、
スギ花粉症の皆様も今期シーズンインとうかがっておりますし、
自然や天候も春の予感しかしないのですが…。
いかんせん大学でも全国的にもイベントの多くが中止や縮小・延期のため、
もうすぐ新年度になるという実感だけがわいて来ず
「時差ボケ」ならぬ「時期ボケ」状態な今日この頃です。
ただ、試験同様、中止したり延期したりが難しいこともあったりして、
卒業、転勤、退職などなどで本学を離れる方々、
学内にいても居室や研究室の場所が変わる方々は
部屋の退去や引っ越しがあるので
廊下や空きスペースなどに一時的に段ボール箱が置かれた
こんな光景がちらほら見られます。
もう少しすると、職員の人事異動の内示が出たりもするので、
このお引越しモードはこれから月末にかけて
さらに頻繁に見かけることになります。
春、特にこの3月に気持ちが不安定になりやすいのは
こういう「知っている人が遠くに行ってしまう予感」が
いろいろな場面で垣間見えることと、
その寂しさと反対に、環境は明るい春の陽気に向かっていくことで
なんだか自分だけが季節についていけずに
置いて行かれているような気がしてしまうからなのかもしれませんね。
もともとそういう時期なわけですが、
一年で最も震災のことに心を向ける機会もあるし、
そして今年はなんといっても新型ウイルスへの不安があって
余計に気持ちが揺らいでしまいがちなのかもしれません。
祝ったり、さよならしたり、
痛んだり、心配したり、心がとても忙しい、
でも季節はポカポカ陽気でなんだか自分だけ取り残されたような。
そんな時期も残すところ半月少々を乗り超えれば、
新しい環境や新しい出会いが待つ4月。
少しでも心穏やかに過ごせますように。
今日のおまけ
引っ越しで?廊下に一時積み置かれていた荷物の中に
とてもレトロでエキゾチックなやかんを発見。
やかんというより、魔法のランプみたい…。
(擦ってみたいけど、願い事考えてないのでやめときました)