2013.03.28
今週初めの日曜日、県の沿岸南部に位置する大船渡市の猪川地区公民館を会場に、「春休みキッズサイエンス」等のイベントが開催されたので、今日はこちらについてご紹介して参ります。
岩手大学からは、「LEDを光らせよう」というテーマで参加しましたが、他にも静電気モーターや鉱石ラジオ、顕微鏡実演や気圧の実験など、実に様々。
参加者は小学生が中心でしたが、ちょっと難しい(?)我々のブースでも、回路を組んだり電源を操作したりしてLEDを点灯させては、「光ったー!」と楽しそうな声をあげていました。
さてこのイベント、大学の地域連携推進センターがコーディネートをしてはいますが、主催は「猪川地区公民館」となっています。
と言うのも、このイベントがJST(科学技術振興機構)の「科学技術コミュニケーション推進事業 ネットワーク形成地域型」に採択された岩手大学の企画
【復興教育と協調したポスト3.11型科学人材育成のための「未来をつくるイーハトーブサイエンスネットワーク」の構築】
により開催されているからなんです。
タイトルだけでこの長さではありますが、中身をざっくり言うと、
・地域で科学コミュニケーションを継続していけるように、その輪を広げましょう!
・自立した地域毎の科学実験教室を展開できるようにしましょう!
・科学技術リテラシーを持った人材を育成し、地域産業を復興させよう!
という感じになります。
今回参加してくれた子たちが、将来の大船渡を背負って立つ人間になってくれるよう願ってます。