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たたら(2) 炉作り

2008.12.19

炉の筐体には直径約30cmのこんなオイル缶を使います。
ファイル 159-1.jpg

このオイル缶の底に、バーナーで約20cmの穴を開けます。ここは熟練の職員さんの腕の見せ所。
ファイル 159-2.jpg

続いて、金属の円筒を缶の中心に立て、その周りに砂を詰めていきます。
ファイル 159-3.jpg

上まで詰まったら円筒を引き抜き(これがかなりしんどい)1段分の完成です。
こんな感じで、きれいな空洞になっています。
ファイル 159-4.jpg

これを全部で3個作ります。

ここで詰めた砂は、二酸化炭素と反応して固まるので、この状態で昨日まで安置してありました。
そして、昨日12月18日(木)の夕方、炉を組み上げました。
(つづく)