【前回のあらすじ】
岩大農場の春の恒例行事、「田植え実習」。
最大の難所である水田行軍手植えミッションに苦戦し、
泥の海に倒れかける隊員が続出する。
しかしそのピンチをものともせず、
持ち前の友情と笑いと歌とトークで乗り切った岩大生。
しかし安心するのもつかの間。
彼らを謎の巨大なマシンが待ち受ける…!
…すみません。
ちょっと遊びすぎました…。
…さて、田植え実習は一番の難所をクリアし後半戦に突入。
手で植えるのが一番大変なのはごぞんじのとおり。
その大変さを身をもって実感できたところで、
それでは実際の現場ではどんな方法で田植えをするのか?
という流れです。
これ、運転しているのはなんと大学院の学生さん!
しかも女子なんです!
30人もの視線を浴びながらのデモンストレーション、
緊張するだろうなぁ…。
でもそんなそぶりは見せずに
彼女はどんどん田んぼを苗で埋めていきます。
まだ終わりませんよ。
テキパキと長靴とカゴを洗って、
向かうのは宿舎の食堂。
目的は、おまちかね、恒例のアレです。
(今日「アレ」って言葉多用しすぎだな…)
こびる。
この近辺の言葉でいうところの「こびる」
農作業の合間のおやつです。
普段の実習では出てこないのですが、
田植えと稲刈りのときにだけ出てきます。
田植えはなかなかの重労働ですからね…。
機械がなかった頃は、みんなで助け合いながら手植えして
時々エネルギーと水分塩分をほどよく補給して、
なんてしながら作業してたのかな。
そんな光景を思わせる「こびる」。
気になるメニューはこちら!
去年農場でとれたお米に、うめぼしとごましおのシンプルな味付け。
味噌汁はとうふ、油揚げ、わかめ、葉っぱはみつばかな?
とにかく具だくさん!
もちろん味噌はあの「岩大みそ」ですよ!
「今日植えた稲もこんな風に無事お米になるといいな」
なんてちょっと思いをめぐらせた頃に、
今日の実習の全行程は終了。
しばらく先ですが、
後期の始めに、今度は稲刈り実習が待っています。
その頃まで大きなトラブルなく、
おいしいお米かたくさん実ってますように!