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新種発見

2016.04.26

見頃のピークを過ぎつつある構内のソメイヨシノや枝垂れ桜ですが、なにせ二十数種ある(らしい)中には、今時期~これからが見頃という桜もあります。
思い当たるフシを求めて、農学部植物園方面へGO!!

2013年には5月になっても開花せずにいた、農学部食堂前の山桜。
今年はもう満開に近い状態で迎えてくれました。
ファイル 2230-1.jpg
なんかこう、可憐でいながら力強く、野趣溢れる感じが好きなんです。
しかしこの状況からも、今年は春の訪れが早かったんだな―、と知ることが出来ます。

てことはあっちも・・・
はい、5月上旬が開花時期とされている、ミュージアム本館前の鬱金桜。
こちらも満開を迎えていました。
ファイル 2230-2.jpg
花の色が鬱金色(これ→)だから鬱金桜らしいですが、あまりそんな感じは...
ファイル 2230-3.jpg
薄緑と白とが入り混じった、とても爽やかで綺麗な色合いですよね。

この付近には、関山桜もありますが、こちらの開花はまだまだの様子。
ファイル 2230-4.jpg
連休まで楽しめそうな感じですね。

「さーて、だいたいこんなもんかな―」
と、帰りがけ、ふと目についたこの木。
ファイル 2230-5.jpg
なんて木だろう、と、根本に立てられているグリーンアドベンチャーのプレートをめくってみたところ
ウワミズザクラ(上溝桜)
なんと!?
あなたも桜でしたか!!
開花時期は4~5月となっていましたが、今年の暖かさですでに葉桜となっていました。
うーん、残念。
こちらの花の様子は、来年お届けしたいと思います。
 
 
今日取り上げたのが、山桜、鬱金桜、関山桜、上溝桜。
この他、染井吉野に枝垂れ桜、十月桜に豆桜なんてのもありましたが、まだまだ十種にも届きません。
気候的には、石割桜と同じ「エドヒガン」あたりがいてもおかしくないんですが、まだ見つけられず。
「ここにこんなのがいるよ!」という情報をお持ちの方、ぜひタレコミをお待ちしております。