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専門知識の一般公開

2016.09.15

先日桃Bloggerさんがご紹介していました、500人規模の学会というのがこちら、
ファイル 2325-1.jpg
平成28年度 資源・素材関係学協会合同秋季大会(長い!)

略して、
資源・素材2016(盛岡)

です。

こうした学会や研究会というのには参加費が設定されているので、それを支払ったものしか発表を見聞きすることが出来ない、というのが普通なのですが、中には一般に公開するプログラムが組まれたりすることもあります。

今回の学会でも、市民参加型特別講演として、2つの講演が開催されました。
ファイル 2325-2.jpg
(詳しくは岩手大学HPのイベント情報をご覧頂くこととして)

そのうちの一つ、
 資料に見る大島高任:大島高任の生涯と世界遺産 橋野鉄鉱山
の会場におじゃましてみました。

しかしなぜ大島高任?
橋野鉄鉱山??
勿論2015年に、「世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産」として登録された話題のテーマ、というのはあるのでしょうけど、実はもう一つ、深い縁があったようです。

当大会を主催しているのは「(社)資源・素材学会」というところなのですが、ここの前身が「日本鑛業會(鉱業会)」。
そして大島高任は、その日本鉱業会の初代会長を務められていたそうです。

てな所からお話が始まりました。
会場は学会参加者の他にも、市民の方や学生さんなどが熱心に耳を傾けていました。
ファイル 2325-4.jpg

夏休み等の長期休講期間の大学は、学会などが開催されることが多い
学会では、一般公開されるプログラムがあったりする
他ではなかなか耳にすることの出来ない話を聞けたりする

てことで、興味のある分野の専門的知見を探しに、大学のイベント情報を見てみてはいかがでしょうか?