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小さい春

2017.03.17

そろそろ最低気温でも、0度を下回ることが少なくなってきた盛岡です。
来週は穏やかな気候のもと、卒業式を迎えることができそうですね。

そんな陽気に誘われたのか、チラホラと春の息吹を感じさせてくれる小さいモノたちが、そちらこちらに顔を出していました。

こちらは、春の草花の代表格とも言える、チューリップと水仙たち。
ファイル 2447-1.jpg
まだ草丈5cm程度でしたが、これからぐんぐん伸びていくことでしょう。
それにしてもこの子ら、毎年毎年この時期に、この場所に顔を出してくれます。
別段手入れをしているようには見えないので(もししているようでしたら、たいっへん申し訳ありません!!)、気候やら土壌やら日照やらの環境が丁度良かったんでしょうか。
彼らが花を咲かせたらまた改めてご紹介しようと思います。

道端に目を向けると、そこには紺Bloggerさんも写真に収めていたオオイヌノフグリの可憐な姿。
ファイル 2447-2.jpg
と、まるで知っていたかのように書いてしまってますが、この花がそうだ、と認識したのは今日が初めてだったりします。
名前を知っている、というそれだけで、この先も探すようになりそうです。

そんな草花に疎い私ですが、こちらは間違えないですよ。
ファイル 2447-3.jpg
ばっけ。
(間違えてないですよね?)

例年群生する場所では姿を見かけることができず、諦めかけたその時、上の場所より小石混じりで、上の場所より日当たりの悪いこの場所に、一個だけ姿を見せていました。
なんか、健気。。

さて、目線を少しだけ上げてみると、目に入ってきたのは
ファイル 2447-5.jpg
梅の蕾です。
まだまだ硬そうな感じではありましたが、枝は青々と力強く、陽もサンサンと降り注ぎ、来るべき開花の時期を待っている、そんな感じがしました。

いずれも小さな春の足跡ですが、確実に、近づいているのを感じます。