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年度末の発表会

2017.03.27

学生さんたちが春休みに入り、静かな時間が流れている構内ですが、今週で2017年度が終わるという年度末の頃を迎え、例えば新年度の準備の連絡だったり、離任式の案内だったりが流れてきております。

そんな時期に、今年度の総まとめ!という感じで、主に理工学部で働く技術職員の皆さんが日頃の成果を報告する
「第21回 岩手大学技術部理工学系技術部 技術発表交流会」
が、本日開催されておりました。
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プログラムを見てみますと、ざっくり4部構成となっています。

まずは理工学系技術部長を務められる、船崎(正しくは「たつさき」のざきです)理工学部長から、
「総合科学研究科設置にむけて(岩手大学理工学部、理工学系技術部の課題と取り組み)」
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と題し、今年度を振り返っての総括的なお話から来年度の展望、その中で技術部がどのような取り組みをしていくべきか、等々についてお話いただきました。
やはりこうした大学や理工学部という大きな枠組みから技術部を見てくださる方からのお話というのは、まさに叱咤激励。
これからさらに頑張って行かねば!という気にさせてくれます。

続いては、いわゆる口頭発表。
多数の聴衆を前にして、自分の成果を喋っていくスタイルの発表です。
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ジャンルは化学あり、ものづくりあり、物理あり、内容も、日常的な業務報告から新しく取り組んだ業務の内容、シンポジウム開催報告などなど、実に様々あり、技術部が関わっている業務の幅広さを感じさせてくれます。
沢山の方々の発表がありましたが、やはり普段から学生らを前に喋っていたり、学会等での発表経験が豊富だったりということから、皆さん喋りもスライドも上手。

続いては、ポスター発表。
ボードに概要を書いたポスターを貼付け、発表者はその前に立ち、来る人来る人と近い距離で説明したり質問したりするスタイル。
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このスタイルのメリットとして、
 作成物を展示できること
が挙げられます。
今回も、作成した3次元地形モデルだったり、電子回路だったり、ヘルメットだったりが並べられ、それらについて熱心な討議が行われていました。

最後に、今年度で定年を迎えられる職員さんによる特別記念講演が行われました。
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生い立ちのあたりからから、大学に勤めてからの四十数年間をギュッと濃縮したご講演です。
こうした諸先輩方のご尽力もあって、今我々が業務についているんだなぁ、と感謝する次第です。

そんなわけで、ほぼ1日かけて開催された本発表会。
私も来年は何か発表できるような成果を残せるよう、これからの業務に望みたいと、気を引き締める一日となりました。

本日発表された皆様、お疲れ様でした。