開花したとたんに始まった春の嵐で
せっかくの花が散ってしまわないか心配な方も多かったと思いますが、
安心してください、咲いてますよ!
そしてここ最近、周りの花粉症をお持ちの方々が
苦しい戦いを余儀なくされているのを目の当たりにしているので
「わー!晴れた!気持ちいい!」
などとのんきにはしゃぐのもどこか申し訳なく感じてしまう今日この頃。
さて、授業開始から一週間が経ちましたが、
授業が始まるということは、もちろん、
実習も始まります!
というわけで、岩手大学から北上すること10km、
滝沢農場にやってまいりました。
しかし、こちらの桜はまだまだですね…。
ほんの10km北上しただけなのに、やっぱり違うものなのですね。
ここ、大学の施設で先生もいて卒論の学生さんもいて、
とはいえ
やっぱり雰囲気はキャンパスとは一味違います。
周りの景色や皆さんの服装、土のにおい、チャイムがない、
要素はいろいろありますね。
今日から本格的に始まるこの実習は「農場実習I」
農学部
・植物生命科学科
・食料生産環境学科 食産業システム学コース
の2年生の必修科目です。
先週ガイダンスを終え、
今日はこの実習の一環である「プロジェクト演習」のための
班ごとの作付計画を立て始めております。
まっさらな畑に、何を植えるのかという段階から考えていきます。
畑のレイアウトをどうするか、
肥料は何がどれくらい必要か、
種から育てるのか苗を購入するのか、
苗は自根か接木か、
自由研究のテーマをどうするか(これは必須の課題)、
考えることは山ほどあるのですが…
やっぱりみんな一番興味があるのはなんてったって
何の野菜をつくるか、に尽きます。
せっかく「好きなものを育ててよい」と言われているのだから
食べたいものとか見てみたいものがいいですよね!
食べたいものに夢中になるあまり、
話し合いが脱線しすぎないようにだけご注意。
そんなこんなで今年もぞくぞくと、
本格的に実習や実験も始まっております。
どの実験・実習も、安全で実りのあるものになりますように。