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これも、親の愛

2018.05.31

今日のエントリーは、

自然界の弱肉強食

のお話ですので、苦手な方はお気をつけ下さい。
 
 
続き
さて先日のこと。
帰宅しようと玄関を出たところで、スズメとカラスが飛んでいくのを見かけまして、
ファイル 2749-1.jpg
(イメージです)

ちょうど通りかかった先生と
「遊んでいるのかなー」
なんて話をしていたんですが、どうも様子がおかしい。。。
追いかけ方が執拗というか、荒っぽいというか。

少々の間があって、カラスが目の前を横切っていったんですが、その時私達ははっきりと目にしたんです。

カラスの嘴に咥えられた、スズメを。
ファイル 2749-2.jpg
(イメージです)

「ちょ、見た!?見た?!!」
「今咥えて! スズメ咥えて!!」

と、目の前の光景に若干の混乱を覚えながら、カラスの行方を追ってみると、近場の木に止まり、ワシワシと捉えた獲物の羽をむしっているところでした。
ファイル 2749-3.jpg
(イメージです)

「あ!食べてる食べてる!」
「遊びじゃなくて狩りでしたね」
「いやー、ひどいねー」

この時点でカラスと我々はの距離は10mを超えていたと思われるんですが、足を止めて見つめる我々を警戒したのか、更に遠くの建物の上に、獲物を決して離すことなく飛び去っていきました。
 
 
さてこの5~6月というのは、カラスの繁殖期の中でも孵化~雛を育てる期間となり、生まれたての雛を守り育てるために、親カラスが最も凶暴になる期間でもあります。

そのため、時には人間にも危害を加えることもあり、構内には注意喚起のポスターも貼られています。
ファイル 2749-4.jpg
ちょっかいを出すとか、カメラを向ける、巣に近づく、などは相手を刺激することになるので、絶対にやらないようにしましょう。
また、普通に歩いているだけでも、頭上スレスレを飛ぶとか、直接攻撃(特に後頭部を狙ってきます)してくることもあるので、くれぐれも気をつけましょう。