突然ですが、またまたクイズです。
我々が日常的に使用している「水」
大学でも飲用はもとより、うがい手洗いや掃除、また実験用具の洗浄など、様々な場面で使用されるため、常に安全で安定的な給水が受けられるようになっています。
そのための設備が、こういった受水槽です。
水道管からの水を一旦蓄え、ポンプや位置エネルギーによる水圧で利用者のもとへ水を届ける受水槽
ですが、
ではこの受水槽の容量は何トンでしょうか?
えーっと、これは受水槽ですから、ここに入るのは当然、水。
水は1立方メートルで1トンになるから、つまりはこれの体積を求めれば良い、と言うわけですな。
ではまずさっきの写真から探ってみましょう。
改めて見てみると、手前側に取り付けられたハシゴの右側と左側で大きく違う所があります。
右側は、正立方体が規則正しく積み上げられた感じで、その境となる目地は金属らしきもので補強されているように見えます。
一方左側は、そうした補強はなく、また大きいサイズのパネルが使われています。
それを踏まえて、駐輪場側からの姿を見てみると、そこには
ドア。
明らかに人が出入りするためのドアが設置されています。
ということは、このドアの奥には直接水があるわけではなく、人が入れるだけの空間が存在することがわかります。
つまり、この面から見て奥側、すなわち金属で補強がある部分が、水を蓄える部分となるわけです。
それが分かればあとは簡単。
補強部のマス目は、縦が4個、奥が4個で16個。
それが3段に重なっているから、
全部で48個っ!
あとは、このマス1個あたりの体積が分かれば、回答を導き出すことができます。
昨日は「ぱっと見1メートル位の切れ目の幅が、ほぼ90cm」なんてことを言ってましたが、それとこれとじゃ話が違う。
実測しちゃいませんが、このマス目の1辺の長さは1m!
よって1トン/マス!!
つまり、この受水槽の容量は
48トン
であることが分かるのです。
(どやぁ!)
前回は(おおよそ)なんて弱腰な言葉をつけていましたが、今回は絶対の自信を持って言い切りますよ!
なぜならこれには根拠があるのですから。
ほら、
書いてるもん!
どうですか、皆さん。
当たりましたか?