農学部2年生の(一部の課程・コースで)必修の科目、農場実習I。
そして直近で行った実習が、サツマイモの植え付けです。
この日もまた、日差しも気温も真夏のように暑い日でした。
そこで思ったのですが。
もしかして、この実習を履修している方の中に、
かなり強力な晴れ男さんまたは晴れ女さんがいるのでは…?
春~初夏、しかも山間に近い地域のお天気はなかなかの気まぐれで、
ひどい雨に見舞われて、予定を大幅に変更せざるを得なかったり
田植えのようにどうしても時期や日程をずらせない実習の場合は
雨具着用のもと、泥と戦いながら決行する、なんてこともありました。
しかし今年のこの農場実習、今のところほぼ晴天に恵まれております。
悪くてもせいぜい「晴れ寄りの明るい曇り空」程度。
そんな風に曇っていても、実習時間内には日差しが出てきていました。
これは、晴れ男さんまたは晴れ女さんがこの中にいるに違いない…!
そうそう、先日総合フィールド科学実習を履修している一年生で
「ジャガイモとサツマイモは『イモ科』だと思ってた」
という方がいらっしゃいましたが。
サツマイモは「ヒルガオ科」、ジャガイモは「ナス科」なのだそうです。
植え方も、サツマイモは苗を土に挿し木のように挿す一方、
ジャガイモは種イモを土に植え、後で地上に芽が出てきます。
そういったことも、本で見たり授業で習うのもよいけれど、
実際に目で見て実物をさわってみて
「ああなるほどなぁ」と思うこともまた、実習ならでは。
サツマイモを植えてる皆さんがいるあたりは、
以前にキツネやトンビが現れていたエリアだったりします。
そういえば、
初めてここでキツネを見たときには相当感動したものでしたが、
いかんせん、盛岡市内にある上田キャンパスにカモシカが現れたので
いまとなっては「滝沢農場にキツネ出現」という出来事が
「普通の日常」感覚の認識になりつつあります…。