みなさん、
南部一郎
って、ご存知ですか?
これね、人名に見えてそうじゃないんですよ。
実は何を隠そう、かぼちゃの名前なんですよ。
といっても、南部一郎の
「南部」は、旧盛岡藩(南部藩)を治めた南部家から、
「一郎」は、もともとの種を持っていた方のお名前から、
なので、特定個人を指すわけではないが、人の名前と言ってもおかしくない。
そんな不思議な名前を持ったかぼちゃでして、現在は県南部に位置する一関市の骨寺村で、特産品として栽培が進められています。
(この「骨寺村」もなかなか意味ありげな名前ですが・・・)
そしてみなさん、
鶴首かぼちゃ
って、ご存知ですか?
かぼちゃというと、ゴロッとして丸いやつが一般的ですが、この鶴首かぼちゃは細長くて下部が膨らんでいて、下膨れのヘチマとか夕顔とか、そんなイメージの形をしています。
あまり見慣れない形ですが、古くから日本で栽培されている「日本かぼちゃ」の一つだそうです。
その鶴首かぼちゃの一種が、
南部一郎
なのです。
そんな不思議でレアな南部一郎かぼちゃを美味しく食べるメニューが、今日から4日間、理工学部食堂で提供されるそうですよ!
(このポスターの右下部にあるのが、南部一郎かぼちゃのイラスト。こんな形なんですって)
ということで、本日の昼のメニューはこちら。
南部一郎かぼちゃガリバタ炒め と
南部一郎かぼちゃサラダ に
ご飯とお味噌汁をつけて、¥477のかぼちゃ定食です。
サラダの方は、味付けがない分だけこのかぼちゃ本来の味わいが楽しめます。
食感はというと、皮の部分が固めな感じはしましたが、それなのに中の実の部分はねっとり柔らか。
よく口にするかぼちゃのホクホク感とはまるで別物。
ガリバタの方は、豚肉、玉ねぎと一緒に炒められ、濃厚なガーリックバターと絡み合ったことで、見事に御飯のおかずに昇華。
炒めの工程が入ったおかげか、それともバターや豚肉の脂のおかげか、ネットリ感がより増した気がします。
ごちそうさまでした。
他のメニューはシチューに天ぷらにほうとう風うどん・・・
いつどれを食べようかなー。