ふと気がつけば
今年度の僕の更新も今日が最後。
今年度も仕事の中で色々な経験をさせていただきましたが、
やはり忘れられないのは、
カリフラワーとクッキングトマト栽培でしょうか…。
小学生の頃、理科の授業でひまわりやら、
マリーゴールドやら、ミニトマトやら、
色んな植物を栽培したはずなのに、
何一つうまく育てられず枯らしてきた僕です。
だからでしょうか、
植物栽培自体を避けながら生きてきた気がします。
そんな僕ですから、なおさら
芽が出た時のよろこびは忘れられません。
結果的には展示できるところまで育ってくれたからよかったものの、
農場の先生への定期状況報告ができずにいた盆休み期間中には、
案の定、枯らしかけたりもしました。
盆過ぎに先生に改善策を伝授いただきまして、
10月末ごろでしょうか、
こんな感じになってくれました…。
栽培開始前から様々なことを教えてくれた農場の先生、
寒くなってきた頃、ビニールハウスの一画を貸してくれた先生、
展示期間中、きっちりケアしてくれた同僚などなど、
一人で育てましたとは、言えませんけどもね、
全てを枯らしてきた僕なので、
これは得難い経験でしたし、
大切な思い出になりました。
…そして、これは僕とトマトとの
長年…もう30年以上にもわたる
争いに終止符を打つことにもなりました…。
何を隠そう、僕は…実は…トマト食べられませんでした…。
アレルギーとかではなく、単純に食わず嫌いとして…。
大人になれば食べられるようになるかな、
と思いながら過ごしてきましたら、一向にその気配はなく、
トマトと和解できないまま年を重ねて参りましたが、
やっと、自分でトマトを育ててみて、やっと
(クッキングトマトではあるんですが)、
和解にこぎつけることができました
(=トマトを食べられるようになりました)。
そうです。僕は令和元年度、
トマトを食べられるようになりました。
人生何が起こるかわからないものですね…。
来年度はどんなことが待っているかしら…。