緑を愛であげた紺Bloggerさんの翌日に、緑を殲滅する緑Bloggerのお話です。
緑失格かなぁ...
さて、気を取り直しまして本題に入りましょう。
まだ肌寒さを感じる3月30日に開幕いたしました、子鬼こと「アメリカオニアザミ」との熱い戦い。
1ヶ月間で2回の熱湯攻撃に耐え、またまた芽吹いてきた所への3度めのお湯攻撃をしたところで報告が途絶えておりましたので、そこから振り返ってみましょう。
さてこの第3ラウンドですが、結果としては「完敗」となりました。
というのもですね、この3回目の熱湯後も、前回同様力強く葉っぱが復活し(熱湯の敗北)
またこの時期は日に日に気温が上がり、青葉も生い茂り、雑草も生い茂り、それを刈り取る方が出動され、操る無慈悲な刃(草刈り機)によって根本から綺麗サッパリいったにもかかわらず、そこからも這い上がり(物理除草の敗北)
時ここに至り、いよいよ私も最終手段に打って出たのでございます。
そう、除草剤です。
今回使ったのは、葉っぱなどに吹きかけることで吸収され草を枯らし、しかしながら土に触れると効果が消えるというタイプ。
とはいえ今回はアメリカオニアザミ単体が標的であり、周りの草花には一切影響を与えたくない、、、
そんなときに使ったのはコレ!
(♪テテテテーン)
先端が細い金属製の、スポイトみたいなやつー
コレに、適度に薄めた薬液を入れて、
薬液が飛び散らぬように、しかも確実に効くように、
直に注入してみました。
この作業を行ったのが6月の9日。
途中経過として、11日と15日の様子を見てみますと、
11日(左側)は早くも一番先端の葉っぱが黒く変色し始め、効果が出始めているのがわかります。
15日(右側)になると、もう効果が全体に回っているのが見て取れまして、一言でいうと「朽ち始めている」そんな様相です。
そして本日19日。
除草剤使用からちょうど10日後の様子がこちら。
かれっかれ。
相性が良かったのか、効果てきめんです。
また9日は、作った除草剤が余ったので、私が最初にアメリカオニアザミの存在に気付いた農学部付近の道路に遠征していました。
なんとなく発見当時の2017年よりは個体数が減っていた気がするものの、それでもそこここに根を下ろし、その針のような葉先を伸ばしていました
中にはすでに蕾を膨らませ、さらなる繁殖の準備にかかっているやつも。
そんな奴らを見かけては、同じように
ブスー チュー
ブスー チュー
ブスー チュー
そして今日。
草丈40cmにも及ぶ大型個体もこのように
(下の物差しが15cm)
朽ち果てていく姿を確認できました。
かくして、私とアメリカオニアザミの熱戦は、ひとまず幕を下ろしたのだった。
しかし!
奴らはその旺盛な繁殖力で、今も密かに大学への侵入を狙っているのだ!
片っ端から駆除してくれるわ!
そう誓った私の戦いは、まだ始まったばかりだ!