2013.08.27
前期の授業が終わってはやひと月。
その間、さんさだ、オープンキャンパスだ、盆休みだ、と、何かと予定が目白押しでなかなかご紹介できずにいたんですが、今月初めに面白い実習の様子を取材していたので、今日はそちらをお届けしてまいりましょう。
その実習とは、教育学部家政科の「被服学実験実習3」
この実習の面白いところはその目的。
ズバリ、「服を作る」ことが目的になります。
作るのは、洋装のベストと、和装の浴衣。
取材に伺った8月1日は実習最終日ということで、皆さん浴衣の仕上げにかかっていました。
こちらはつい先程完成した浴衣。
モデルさんは浴衣を作成したご本人です。
浴衣の色、あじさいの柄が、紫の帯とマッチして、とても落ち着いた素敵な雰囲気ですね。
この実習では、浴衣作りに使用する生地の購入から学生さん自身で行います。
話によると、浴衣作りにとりかかる5月ころは、浴衣の需要が高まる時期なので、生地も高い。
なので、浴衣シーズンが終わる秋口から冬にかけてお店を探しまわることで、通常では○万円するものが、半値近くで買えたりするとか。
完成の時期が時期なので、講師の鈴木由美子先生は
「自分で仕立てた浴衣で、さんさ踊りを見に行ってほしい」
と仰っていました。
この実習、家庭科の免許を取っていく人は必修だそうです。
折角自前で仕立てる浴衣ですから、受講する予定の方はそろそろ生地の目星をつけておいたほうがいいかも?