図書館で、「つかえる展」なる催しを発見。
教育学部美術・デザインコース専攻内、
ID研究室3年次の皆さんの作品が並んでおります。
IDとは、「インダストリアル・デザイン」の頭文字だそうです。
文字通り、「産業用デザイン」といったところでしょうか?
大学の中で過ごしているというのにお恥ずかしながら私、
芸美って、絵画とか彫刻のイメージしかありませんでした…。
だから、雪原戦隊アスタリスク*(第3話公開!)も新鮮に感じたり。
芸術って案外身近なところにも息づいてるものなのかも。
さて、こちらは照明の作品。
どれも個性的な形や色の光を見せてくれます。
(写真だけで照明の雰囲気をお伝えするのは難しいですね…)
(すみません私が撮るのヘタなだけです)
(お近くの方は、是非実物をご覧ください)
次に、個人的に惹かれた作品がこちら。
鳥の羽にも見えてきそうな不思議なデザインですが、
多くの岩大生が心待ちにしてる時間を指しているんですって。
内側から順に、赤い部分が1コマ目、2コマ目…と、
講義終了時刻に時計の長針と短針が指す位置になってるんです。
例えばいちばん内側の赤色の部分、10時の位置と2時の位置ですよね。
そう、1コマ目の終了時刻は、10時10分。
ひとつ外側にいくと、赤いのは12時の位置1か所だけ。
2コマ目の終了時刻は正午というわけです。
あとはきっと岩大生の皆さんなら完璧に暗記できてるはず!
それにしても一番外側の6コマ目。
7時40分!もちろん夜の!ぎょえぇぇー!!
講義をする方も受ける方も、ヘトヘトなことでしょう…。
きっとここに出てくる時刻の中で一番待ち遠しいだろうなぁ。
もうひとつ気になったのは、共通課題のペーパーナイフ。
手へのなじみやすさがポイントだったり、
素敵なインテリアになるデザインだったり、
それぞれに工夫を凝らして作ったものだそうです。
しかも製作は一から手作業ですって!
「ペーパーナイフ欲しい!!」
なんて思ってる身としてはグッときます。
といいつつ我が家に届くのはダイレクトメールや振込用紙ばかりですが…。
そんな振込用紙の封筒をハサミでチョキチョキ開けたら、
中の振込用紙の端っこまで一緒に切れてて
「これは間違いなく妖怪のせいだ…」
なんて肩を落とす日もあります。
でも、こんな素敵なペーパーナイフがあったら
DMだろうと振込用紙だろうと、封書届くのが楽しみになりそう。
紹介させてもらったのはごくごく一部。
まだまだユニークな「つかえる」作品、いっぱいありますよ!
企業や団体と提携したデザインもあります。
中にあるもの全部お見せしたいくらい、素敵な空間でした!
そんな「つかえる展」、1月26日(月)までですので、
興味をもたれた方は是非足を運んでみてくださいね。
場所:岩手大学 図書館
1F アザリアホール
※入場無料
時間:10:00~19:00
※土日は17:00まで