気がつけば、すでにひと月前のエントリーになっていた、ひょうたん池の様子。
こちらには、
「ひょうたん池、水が枯れたり、水をたたえたり、不思議ですね。今年も蛍が期待できそうですね。」
や
「昨日の蛍の記事のことですが、蛍の種類が、水がなくても生息できるものなのかもしれません。えさがカワニナでない陸上の生物をえさとする蛍かもしれません。
学内にそういう研究者はいないのでしょうか?」
など、蛍に関するコメントも寄せられました。
これは、緑先輩一年越しの夜取材敢行か?!と意気込んでいたにも関わらず、まさかの空梅雨。
しばらーく雨の様子がなく、ひょうたん池も干上がったまま一ヶ月。。。
ようやく訪れた
雨模様
と
夜取材敢行可能な日
となったのが、7月23日。
一年ぶりに訪れた、夜8時半の自然観察園。
若干ホラーな雰囲気が漂います。
一応行ってはみましたが、なにせ23日のエントリーにある通り、
昨日のギラギラお天気から一転、
今日はザーザー降りの盛岡です。
の天気だったため、池に水が溜まったのがこの日の未明。
それまではカラッカラ。
なわけですから、正直期待薄。
今度のエントリーは「いよいよ水で満たされたひょうたん池。蛍の活躍はこれからだ!」かな~。
とか思いながら、池にとうちゃ
いたーーー!!!
なんか光ってる!!!
ちょ!!
マジか?!
カメラカメラ。
設定、とりあえず夜景モード
エイッ!
はるか向こうの街頭の明かりが、キレイ...
違う、そうじゃない!
設定をミスったか、方向が悪かったか。
その辺を自分なりに調整してもういっちょ!
エイッ!
真っ暗。
そして、真っ黒。
ん?あっちで光ってる奴のほうが活発か?
よーし、しばらく光っててくれよー!
高画質モード。これで長時間露光してくれるはず。
エイッ!
(ぷ~ん)
眼前に、蚊の羽音。
このっ!来るな!!
刺すんじゃない!!
ブレブレ。
ですが、位置的には右側の光の辺りで蛍が光っていたんです。
右側に、上下2箇所に光が見えます。
位置的に、下は水中、上は木の枝になります。
実はこの日、ふと頭上に目を向けると、結構木の葉に隠れてあちこちで光が見えたんです。
そして、池の上を飛んでいる光も。
全部で10箇所位は確認できたでしょうか。
写真でお伝えできないのが、悔しい限りです。。
さて、そんなわけで今年もほぼ真っ黒の写真ばかりでお伝えした蛍情報。
私が目で見た情報の何割をお伝え出来たのか、全くもって未知数ではありますが、それでもお伝えします。
岩手大学(ひょうたん池)に、蛍は、いる!
ーーー
(注意)自然観察園内ひょうたん池付近は照明がないため、夜は真っ暗になります。
また、付近ではスズメバチが営巣中、そしてここで蚊(?)に刺されるととてつもなく腫れますので、訪れる際は十分にお気をつけ下さい。