2009.03.19
さて、いよいよ鋳込み作業が始まり、鉄を型に流し込んでいきます。
通常なら型に入れたまま翌日まで冷ますそうなのですが、今回は特別に早めに開けていただきました。
こちらが生まれたての南部鉄瓶です。
目がとても綺麗で、このまま店頭に並んでいてもおかしくないような姿ですが、ここから磨き仕上げがあるそうで、磨き上げると更に美しく輝くそうです。
今回は砂鉄が鉄瓶になるまでの行程をほぼ目にすることが出来ました。そこには昔からの知恵と技術がぎっしり詰まっていて、とても興味深いものでした。
暖かくなったらまた「たたら」の操業をする話も出ていますので、その時はまたお目にかかりましょう。