2018.05.21
思わずそんな感嘆の声を漏らしてしまいそうな、図書館横のサツキの生け垣。
葉の緑色を覆い尽くさんばかりに咲き誇った赤い花もそうなんですが、私が気になったのは、ピシッと揃ったその形。
植物も勿論生き物であり、光や空気を求め好き勝手に枝葉を伸ばしていくであろうに、ここのサツキはエッヂが綺麗に形作られ、まるで赤い箱が置かれているかのよう。
そして道路を挟んだ反対側には、ズラッと並んだまんまるみどり。
草饅頭のようなというか、マリモのようなというか、とにかく綺麗な球形で刈り込まれています。
というのを先日見かけて、
大仰に言えば、「自然と人工の調和」
そこから感じられる、「職人技」
一言感想を言えば、「すげーなー」
なんて思っていたんですが、今日この道に差し掛かったところ、ちょうどこの素晴らしき造形美を作り出している皆さまが作業されていました。
樹木用のバリカンみたいな機械を手に、今日は主に下側のラインと下草払い作業をしているようでした。
確かに1枚目と比較すると、襟足に当たる辺りがスッキリとして実に爽やか。
また図書館入り口では、このバリカンを使って例の球形を整え中。
歯が直線上のこのバリカンで、綺麗な球形を作るのはかなり難しいと思うんですが、見事な手際でサクサクと作業を進めていました。
これぞ、熟練の職人技!
これで樹木たちは勿論のこと、その姿を目にする私達も涼やかで爽やかな気分で次の季節を迎えられそうです。