今年も11月最後の金曜日のお楽しみ、プレミアムフライデー 森の駅市場、行ってまいりました!
(そういえばプレミアムフライデー、最近存在すら忘れてました)
寒いながらも日差しもあって良いお日柄だったので…
開店5分前。
…列、折り返しちゃってますね…。
ちなみにこれ、リンゴだけの専用列です。
屋外にリンゴのみ販売するブースが用意されていて、
そこに並ぶ人々の列なんです。
(野菜やお米、花、加工品etc.は別の列)
こんなにたくさんの人がリンゴを求めている…
岩大のリンゴを…こんなにたくさんの人が…
…などと感動するのはそこそこにして
(こうしてる間にもどんどん列がのびています)
ひとまずお野菜が第一希望のわたしは
こちらの列に。
野菜、鉢花、お米(新米!)、
岩大味噌、ジャム、リンゴジュース、雑穀などなどが買える列です。
列の途中ところどころに置かれた、
観賞用?の「南部甘藍(なんぶかんらん)」の大きいこと!
※甘藍=キャベツ
おそらくわたしの家の冷蔵庫では
庫内の棚を一段はずさないとおさめられなさそう。
(ついでに半分か4分割にしないとたぶん無理です)
東北農研センターのHPで調べてみたところ、
今では県北地域の「いわて春みどり」でおなじみ、
岩手県での大規模なキャベツ生産のはじまりを飾った品種だそう。
この「南部甘藍」なんとお生まれは明治37年!!
西暦に直すと1904年!!
115年もの月日を受け継がれ、
令和元年にお会いできたということは
明治→大正→昭和→平成→令和
なんと5つもの時代を見てきた大先輩。
キャベツ自体が日本原産でないとは言えども、
日本で、岩手で生まれた品種に違いはありませんもんね。
ルーツを知ると、
椅子に鎮座するそのお姿も、なんだか荘厳に見えます。
南部甘藍さん、いつまでも健やかにあれ。
さて
今回のお野菜は、さといも、さつまいも、キャベツ、大根でした。
さといも150円、さつまいもは100円。
もう夜は芋の子汁、翌日土曜のおやつはふかしいも決定!
キャベツ(不ぞろい)と大根(少し肌荒れ)に至っては
どちらも1つ50円という目を疑うお値段。
だってキャベツなんて不揃いったって、はがして使うし!
大根だって、肌が荒れててもどうせ皮は剥いちゃうし!
寒くて煮物や鍋物がすすむ季節に、このラインナップとお値段は
とても家計にやさしい…!
(写真がブレブレなのは、壮絶なお買い物合戦のためです)
(手と電卓が足りず、学生さん自前のスマホで料金計算してました)
お花はビオラの苗とシクラメンの鉢。
シクラメンは夏の特別実習のときにも
3年生の皆さんが暑い中温室内でお手入れしてくれたもの。
無事に花を咲かせ、今度は2年生の皆さんが販売してくれました。
お花PR隊の笑顔もとっても素敵でした…!
快く撮影を承諾くださって、ありがとうございました。
そして長ーーーーーい列の先、リンゴも大盛況。
台風の被害もあったので、もしかして今年は少ないのかなと
ちょっと気になっていましたが、そんな心配は無用でした。
糖度の高さと蜜入りでおなじみ、
選別された最高級品では1つ1000円オーバーのプレミアムな品種
「はるか」はお一人様3袋まで(むしろ3袋もいいんですか!?)、
ふじ、紅玉、あいかの香り、きたろうなど品種も充実。
お値段ももちろんリーズナブル。
りんごってちょっと切って皮をむくだけですぐ食べられるし、
長持ちするし、
生でよし、煮てよし、焼いてよし、
冬のおやつの万能選手ですよね。
そりゃあんな長い列ができるのも当然ですね…。
冬の陣は、りんごに根菜類にキャベツ、お米、加工品類と
夏の陣と比べて平均的に重たいものが多いので
台車やキャリーカートを携えてご来場の方も。
老若男女、学内の方も学外の方も、
拝見するに帰りの荷物は重そうでしたが、
なんとなく足取りは軽やかにも見えた、
そんなプレミアムな金曜日の昼下がりでした。