センター長メッセージ

昨今、AIを中心とするICTの急速な発展や国際情勢の流動化など、社会が変動していくなかで、日本の大学を取り巻く状況も大きく様変わりしつつあり、良くも悪くも従来の大学観にはとらわれない大学教育が求められてきています。 そのような情勢を受け、2020年には中央教育審議会大学分科会から「教学マネジメント指針」が提示されました。教学マネジメント指針においては、従来からある大学の三つの方針(「卒業認定・学位授与の方針」、「教育課程編成・実施の方針」、「入学者受け入れの方針」)を基盤とした学修者本位の教育の実現を図るため、教育改善、教育の質保証、社会に対する説明責任の確保が求められています。とりわけ、教育の質保証は、近年、ますます重要視される内容です。これらの実現のためには、自律的に体系的かつ組織的な大学教育を展開し、その成果の適切な点検・評価を行い、その上で教育改善に取り組む仕組みが必要です。 本学ではこの指針を受けて、2020年10月に従前の組織を改編し「教学マネジメントセンター」を発足させ、各学部等の部局との連携のもと全学的な教育の「マネジメント」に取り組んでまいりました。教育に関して「マネジメント」という発想はややそぐわない感は否めませんが、一方で、特に全学的な教養教育などについては、学部以外のどこかが責任を持って体制を整備する必要があるのも確かです。本センターは、学部単位では対応しきれない教養教育の質保証などを中心に、全学の教育のサポートをしていくとともに、大学全体の教育目標を踏まえつつ、個々の学生のニーズに応えるための教育の実現と教育情報公開につとめ、よりよい大学教育を目指していきたいと考えています。
教学マネジメントセンター センター長
小島 聡子




