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溶けて凍って成長し

2013.01.31

ここの所好天が続き、最高気温がプラスになるなど、暖かい日が続いています。
(注:真冬日でなければ暖かい、というのは、私周辺では通説です)

とは言え、夜から明け方にかけてはしっかり冷え込むため、雪→水→氷のサイクルが日常的に繰り返された結果、条件がそろばこのような成長を見せます。

ファイル 1367-1.jpg
そう、つららです。
建物の軒先から下がり始め、もう地面に届かんばかりの成長っぷり。
この建物の反対側もこの有様。
ファイル 1367-2.jpg
日当たりの良い手前側にはつららが出来ず、木の影になる奥側だけで成長を続けています。

ここまで見事だと、破壊衝動を満たすため安全確保のため撤去したくなる気もしますが、なにせ相手は長さ1m超の氷の塊。度々ニュースで耳にする「鈍器のようなもの」にも相当するブツです。
こんなのが降ってきたら、極めて危険!
しかもいずれ溶けて無くなるわけですから、何かあったら凶器のない殴打事件の出来上がりです。
こんな、どこかで聞いたことのあるような推理小説の被害者みたいにならないように、気を付けましょう。

落ちてきて危険なのは、なにもつららだけでは無く、例えばこちら
ファイル 1367-3.jpg
屋根の雪が、わずかな傾斜によりせり出してきて、自重に耐え切れなくなったら落下する所。
傾斜が緩やかなので、屋根の雪がドドーッと落ちてくることはないでしょうけど、それでも数十センチ角の雪(と書いてますが、半分は氷)は破壊力抜群。

こんなポイントが学内にはぼちぼち点在しています。
「落雪注意」の看板などがある所は勿論のこと、雪国ならではの危険察知能力も鍛えていきましょう。