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研究成果報告会

2014.09.17

工学部では、将来有望な研究に対し重点的に研究支援を行うための「基礎研究支援」制度と、研究を効率よく進めるための「学術支援員」制度が充実しています。
これらの制度は毎年募集・採択がなされておりますが、今日は昨年度採択分に関する報告会の開催日でした。

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室内、若干緊張気味?。

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お一方目は、機械システム工学科助教の末永先生。
二酸化炭素を大気へ放出しないための燃焼システムの研究をされておられます。
本日のご報告では、現在実用化に向けた研究が進められている二酸化炭素回収・貯留システム(CCS)にて、より効率的に二酸化炭素を回収するための燃焼システム構築に最も重要となる「火炎」に焦点を当て、その特性や影響の調査内容についてお話しいただきました。

お二方目からは学術支援員の方々からのご報告でした。

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まず最初は、中国からいらっしゃった研究員さん。
ゴム材料の成型において行われている表面の改質について、出来るだけ少ない過程で効率の良い改質を行うための研究グループにて行った研究成果を報告されていらっしゃいました。

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お次は、タイからいらっしゃった研究員さん。
日本の伝統家具に使われている「組み木」の手法からヒントを得た立方体のおもちゃを使うと子どもの形状認識力が高まることか
ら、新たな3Dデジタルコンテンツの作成に向けた報告を、全て英語で話されました。

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最後の方は、日本の研究員さん。
唾液に含まれる成分濃度からストレス状態を見定めようとする研究テーマについて、従来までのメンタルテストの評価と唾液成分との比較に関する報告をされておられました。

本日の報告会は、各自15分の持ち時間だったのですが、どの研究も非常に興味深く、また、今後の展開が気になるものばかり!。

これからの研究に期待が高まりますね(^^)。
報告者のみなさま、大変お疲れ様でした。