今年一発目に挙げましたこちらの写真にコメント頂きました。
「すごい!白鳥と青空の写真はほんものですか?」
お答えいたしましょう。
正真正銘私が当日撮影したほんものです!!
時は2017年1月4日。
今年の年明け挨拶エントリーの大任を任された私は、今年の干支である「酉」を写真に収めようと、年始の青空のもと、構内をうろついていたのでございました。
辿り着いたるは、構内のほぼ南端に位置する北水の池。
普段の居室から直線距離でも866m(マピオン調べ)離れたこの地にたどり着くまでに、幾度かシャッターを切ってみたものの、そこに写っていたのは
はるか頭上の木のてっぺんの、名も知らぬ鳥のたたずむ姿
であるとか、
漆黒の羽も格好はいいが、年始挨拶にゃお門が違う
カラスさんの姿であるとか、それはもう目も当てられぬ有様でございました。
たどり着いた北水の池は、先日のエントリーの通り、一部に薄氷が残る状態でして、
「よし、この写真でもって、ここのところの暖かさをお伝えしてみよう」
と意気込み撮影するも、その氷の張った岸側に立ってしまったものですから、
このように氷の主張が甚だしく、全く意に反する写真となったのでした。
反対岸に回り込み、先日掲載した写真を撮影したのが15時過ぎ。
いくら暖かい日が続いていたとは言え、年明け早々の盛岡の屋外を、目も当てられぬ写真を撮りながら866m(直線距離、マピオン調べ)移動し、水辺を一巡りしたのでは寒さも身にしみるというもの。
早々に部屋に戻って、暖かいコーヒーでも飲みながらエキスを書こうか、その路々でいい被写体に恵まれますように、
と歩き始めた私の頭上より、僥倖の福音が降り注いできたのでした。
そう、あの「サビた自転車が走ってる」とも評された、白鳥の鳴き声。
上空確認、音源より目標視認!
カメラ電源オン、被写体捕捉!!
シャッター押下、手応えあり!!!
ちっさ!!
やはり上空を飛ぶ鳥の姿を写真に収めるのは難しいのか...
しかし、夕刻は奴ら(白鳥さん達)も寝床へ帰る時間帯。
またチャンスが訪れるはず!
と意気込み、カメラの電源を切ること無く歩むこと数分。
再びサビた自転車が走って来る音が聞こえて参ったのでございました。
こんな感じで撮影された、ほんものの写真です。
最後になりましたが、コメントありがとうございました。