インシーズンが閉店という衝撃の知らせを受けてから3か月が過ぎ、
実は3月半ばに新しいレストランがオープンしておりまして。
その名も「Restaurant Kenji」
岩手県産の食材を活かした料理が食べられるお店とのことで、
お店の名の通り、宮澤賢治の世界がいたるところに盛り込まれていて
メニューにも
「がんちゃんナポリタン」
「イーハトーヴプレート」
「グスコーブドリ和風パスタ」
などなど、岩手大学にちなんだものや、
宮澤賢治の作品から名を受けたものが並びます。
そんなRestaurant Kenjiへ
大学から手作りの看板が贈呈されることになり、
先日、学長と製作に携わった方々へのお披露目が行われる運びとなりました。
以前に何度かお伝えしていた
あんなシーンや
こんなシーンも
その工程の中の一部だったりします。
(全部をお伝えできなくてごめんなさい)
この看板、附属演習林から切り出した木材を使って
農学系・理工学系の技術職員さんの手によって加工され、
美術科の学生さんによって細部が仕上げられるという、
学内のたくさんの人の手によって作られた作品でもあります。
木材の切り出しは演習林の技術職員さん、
形を整えたりやすりがけで看板の原型を整えたのは木工の技術職員さん、
文字やイラストの彫り込みは理工学部の技術職員さん、
色付けと塗装は美術科の学生さん、
各工程の橋渡しをしてくれたのは職員支援課の皆さん。
そして、お店の名前をつけてくださった学長。
何も知らずに見れば、ナチュラルな風合いで味のある木の看板、ですが、
こうしてたくさんの人が携わってできたものと思うと
なかなか感慨深いものがあります。
そして先日、
完成記念にこちらのレストランで昼食会が行われておりました。
製作にまつわる苦労話、
各工程を担当した人への疑問(「○○は何を使ってやったの?」など)
などなど、話題は尽きないままあっという間の30分でした。
(この日のランチの写真を乗せる余裕がなかったので、後日どこかでご紹介します)
(いやむしろそこ大事だろうってお叱りを受けそうですが)
さて、こちらRestaurant Kenjiですが、
場所は中央食堂の南側2階、
営業時間は平日の11:00~16:00(ラストオーダー15:30)
ですので、
ランチにも、午後のちょっとした休憩にも、
是非足をお運びくださいね。
週替わりメニューもあり、いつ来ても楽しめると思います。
そうそう、その際には是非看板にも目を向けていっていただければ
とても嬉しく思います。
かわいい山猫さんのロゴがお出迎えしてくれますよ。