連休が長く、元号も変わり、
おまけに本学では4月から授業時間が1コマにつき100分へと変わり、
それにともなって一日の授業時間や休み時間も少しずつ変わり、
それらに慣れるので精一杯、ということで
もはや五月病になる余裕すらなかったような…。
本当に気がついたら6月になってしまっていた、という感覚です。
実は、ゴールデンウィークが明けて
りんごの花が咲いたという話題で写真を掲載してからというもの
ときどき、上田キャンパス西側にある下台圃場のリンゴの樹を
ちょくちょく写真に撮ってみておりました。
本来なら「定点観測」が一番違いがわかりやすいところ
わたしの不精さ(時々撮影しに来るマメさはあるのに…)と
写真を撮る基本装備が「カメラとわたしの身体ひとつ」しかないため
「とりあえず全部同じ樹のどこかしら」
という、
大学関係者としてあるまじきアバウトさを誇る記録であることを
どうかお許しください…。
ではまず、花が満開に咲いていたのが5月7日のこと。
この日は、そういえばカモガヤも開花宣言でしたね…。
あれからわたしは相変わらず、
保湿ティッシュと目薬とマスクが手放せない日々です…とほほ…。
ここから1週間後の5月14日。
花びらはすっかり落ちてなくなり「花」という感じではなくなりましたね。
でもまだ「果実」という雰囲気でもなさそう。
お次は2週間が経ちまして、5月28日。
あれ…?もう膨らんで果実っぽくなってる…?
満開の5月7日からたったの3週間。
あっという間なんですね…。
そして、昨日、6月4日。
さらに大きさを増し、色もほんのりつき始めました。
連休明けから1か月経たずして、
順調に生長し、花から果実へと形を変えたリンゴ。
そういえば、実習でよく見かける1年生の皆さんも、纏う雰囲気が
すっかり初々しさから大学生らしさへと変わりましたね。
たかが1か月、されど1か月。
1か月でこれだけ変身することができるなら、
わたしも何か始めてみようかな…?
サボってた筋トレ、とか…?
でもきっと、地道にいつも通りの毎日を過ごしていくとしても、
まとまった年月が過ぎ、ふと振り返ってみれば
同じ繰り返しだと思って過ごしていた日々もまた
「思えばだいぶ変わった」「多くの出来事を乗り越えてきた」
そんな風に気付くものなのかもしれませんね。
…ってあれ?何の話をしてたんですっけ…?
そうだ、リンゴでしたね。
まだまだ食べられるようなサイズではないし、
そこまで大きくなるまでの間には
まだまだいろいろと手をかける必要があります。
花から果実はあっという間。
でも、果実が大きくなって、甘くなって、食べられるようになるまでには
ここから先はそれよりちょっと長くかかります。
今年も、おいしいリンゴができるまで、楽しみですね…!