最近色んな所(こことかこことか)で見かけるようになってきた○゜ッパー君、ではなくサーマルカメラ。
もちろん私専用機とかではなく、とあるコースで購入したものの試運転としてお預かりしているんです。
せっかく自室に、しかも試運転をするために置いてあるんですから、色々遊んでみました。
これは比較的安価なタイプなので、マスクの有無まで教えてくれたりはしないんですが、前に立ってすぐ「ピロリロリ~ン」と体温を計測してくれます。
意外だったのが、思ったより近づく必要があるということ。
画面に丸枠があるんですが、ここに顔が収まるくらいに立っても
近づいてください
のメッセージが出て、測ってくれません。
どうやら輪郭が完全に収まるくらいの位置に持ってこないといけないようです。
角度は結構許容差があって、ちょっと斜めに構えたくらいならしっかりと測ってくれます。
大体ですが、機械に向かって顔を45度曲げちゃうとアウトで、30度くらいならセーフ、みたいな。
まぁサーマルカメラにキメ顔をさらすことも無いでしょうけど。
そして一番大事に温度計の精度。
何回か測ってみたんですが、その殆どで
36.2℃
の表示。
比較的気温の高かった日や、外から歩いて帰ってきたとき、今日みたいに涼しい日、何れの場合でもほぼこの値だったので、果たしてこの測定は正しいのか?という疑念が拭えません。
ということで、額に保冷剤を当てキンキンに冷やしてからここに立ってみると、
35.9℃
おお、ちゃんと下がってるではないですか。
では逆のパターンとして、額の前にお湯を垂らした布巾を持ってきて測ってみると、
46.0℃
の表示とともに、画面全体が赤く光り、警告を発してくれました。
そこから布巾が冷めるとともに温度表示も下がり、37.5℃を下回ったところで緑の表示に変わりました。
どうやらそこが警告の境目になっているようです。
と、色々遊んでみましたが、測るたびに「ピロリロリ~ン」って鳴るし、保冷剤とかお湯とかキメ顔とかのことを考えると、人通りの多い玄関とかに設置されてからじゃ、こんな事できないですね。
近いうちに然るべき場所に設置されることになりますので、健康管理の番人役としての活躍を期待しています。