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河岸段丘

2012.07.05

梅雨が明けたような天気が数日続いていた盛岡。今日は梅雨に逆戻りのような雨模様ですが、昨日はまるで夏のような天気と気温でした。

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こんな天気の良い日は、少し高いところから、眺めの良い景色を見たくなりますよね。
そう思って向かったのは…

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総合教育研究棟(教育系)の裏手にある「非常用階段」。

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蜘蛛とかミミズとかカエルとかに遭遇しませんように、と祈りつつたどり着いた先から見える景色は

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自然観察園への入り口。

…ではなく。

本当に見ていただきたいのはこちら(今日の本題です)。

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河岸段丘に作った石段。

教育学部の総合教育研究棟(教育系)は、高低差の生じる河岸段丘の土地をうまく利用して作った建物です。
よって、玄関のある場所は、実は2階(石段を上り切った場所)ということになります。

この河岸段丘の様子を紹介したくて、今まで何度かいろんな場所から撮影を試してみたのですが、あまりうまく表現が出来なくて…。

この場所からなら、石段上の奥にある教育学部2号館も見える!と気づき、良く晴れた時(昨日)を狙って撮影してみたというわけでした。この河岸段丘の高低差は約3m。建物1階分の高さと同じぐらいです。

ところで。
この場所、立ち入り禁止にはなっていませんが、非常用階段ですので、遊び気分で上ってはダメですよー。
ご協力、よろしくお願いいたします(^^)。

とてものどかな一日でした。

2012.07.02

お疲れ様でございます。
紺Bloggerでございます。

7月一発目の勤務日も、
気がつけばもう夕暮れ。
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今日は何を書こうかなぁ、と、
フラフラ学内を歩いていると、
見知った学生さんと会いました。


わたくし
「何か面白いネタは無いかね?」
ある学生さん
「特に無いっスねぇ~。羊とか良いんじゃないスか?」


「おぉ、そうか」と。
その足で早速羊を見に行きました。
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夕暮れ時の羊は、
いつにも増してのんびりに見え・・・。
荒みきった(ウソ)わたくしの心を、
そっと癒してくれました・・・。
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・・・ちっちゃいヤギもおりました。
奥の方の白いちっちゃいやつです



夕暮れ時の散歩が、
心地良い季節になりました。
さんさのお囃子も方々から聞こえてきます。

盛岡にも夏が来ますねぇ~。

ポプラユリノキプラタナス

2012.06.27

事の発端は、この記事でした。
ワタシは、どなたに指摘をされるでもなく、すくすくと●●年間、ポプラとユリノキとプラタナスは「すべてポプラ」だと思って生きてきました。が、そうではありませんでした。

なぜ、そう思ってきたのか…。
ワタシなりに考えた結果行き着いた一つの結論。

それは…。

「ポプラ並木」という言葉。

大きな木が並んでいればそれは全部「ポプラだ」と、何も疑わずに信じてきたのです。

でも、岩手大学の場合、

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ポプラは、並木ではありませんでした。
巨大な一本。

並木になっているのは…

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プラタナスやユリノキ。
しかも、この二つの木は、葉の色や形、大きさが似ているのです。
ほら、この通り。

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これらの事実から、ワタシの中で、ポプラ・ユリノキ・プラタナスはすべて「ポプラ」というカテゴリーに集約されていました。

あー、知らないって怖い(T_T)。

とはいえ、

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この状態は難易度高すぎ!。
きっと、すべて同じ種類の樹だと思っている、ワタシみたいな方々が多いはず!。

ちなみに。
ポプラの葉っぱですが、

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色も形も、ユリノキやプラタナスとは全然違いました。
葉の裏が白いため、風が吹くと、樹全体がシルバーがかって見えるのが特徴のようです。

ポプラ・ユリノキ・プラタナス。
これからは、もう、間違えません(^^)。

また。
記事をご覧になった方から、
 「ドンマイです」
 「プラタナスとユリノキの間違いは納得です」
など、暖かいコメントを様々いただきました。
ありがとうございました。

と言いつつ、他にも思い込みがありそうで心配だー(^_^;;。

梅雨の合間

2012.06.25

盛岡も既に梅雨入りしているわけですが、今日はこの快晴!
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雲ひとつありません。
まだそんなに暑いわけでもないし、本当に気持ちのいい天気です。

睡蓮が咲き誇る北水の池では近所の子供たちがザリガニ釣りに奮闘中!!
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やる気満々!!
竿の先にスルメを付けてー・・・
さあ、釣れるかな?

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「あっちが釣れるんじゃない?」
なんて話してるのかな?

釣りに飽きた子たちは、後ろの築山でプチ登山♪
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元気!元気!

上田地区の公園的役割も担っている岩大。
市街地の中心に存在しているからこその特徴(長所)だと思います。
こうして地域の方たちに親しんでもらえるのは、大変ありがたく嬉しいことです。

『岩手の“大地”と“ひと”と共に』

元気な子供たちに会い、こっちまで元気をもらった月曜の朝でした・・・

追伸
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資料館は耐震工事中です!

綿毛ふわふわ(訂正2つあり)

2012.06.08

近頃、岩手大学の敷地内や周辺を歩いていると、ふわふわと舞う綿毛を目にします。

この正体は、ポプラの種子。

ポプラの花は、咲き終わるとすぐに綿毛付きの種子を作るとのこと。それが風に乗って飛ばされるようなのです。

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でも、ポプラってかなりの樹高ですよね?。
花が咲いているトコなんて、見たことありません。
どんな花が咲くんだろう…などと考えていたのですが、ふと、良い場所を発見しました。

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ここは、学生センターA棟の4階(^^)。
目的の場所は、1歩70cmのワタシの歩幅で108歩分先に見えるあの窓!。

いざ、ポプラの花は?と探してみると…

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おおぉー♪、咲いてるー♪。

黄色い花の根元はオレンジなんですねー。初めて見た!。
そして、意外にも花がたくさん咲いていて驚きました。

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ピンクの円で囲んだのは、これから咲きそうな蕾。
ポプラの花は、もうしばらく鑑賞できそうな様子です。

いつも下から見上げているポプラの樹ですが、今時期は、同じ目線で見た方が楽しいですよ♪。


という記事をアップした後、植物に詳しい方から「あれはポプラの花じゃなくて『ユリノキ』の花なんですよ」と教えていただきました。えぇぇぇぇー、ポプラじゃないのー?!と慌てて調べてみると、確かに、ポプラの花とユリノキの花は別物でした…(T_T)。
ポプラの樹だと思っていたのがポプラじゃなかったこと、花まで違っていたことがダブルショックです。
ちなみに、ポプラの花というのは、モールの様な雰囲気だそうです。ユリノキの種は、くるくると回り落ちるような形をしているそうです。

岩手大学の植物の奥深さを改めて実感しました。
教えていただきましたことに感謝いたしますとともに、以上、訂正させていただきます(pm19:00追記)。


という訂正記事を書いた後、植物に詳しい別の方から「1枚目の画像はポプラじゃなくてプラタナスという樹なんですよ」と教えていただきました。な、なんと…(T_T)。トリプルショックです。とはいえ、ちゃんとポプラの樹がある場所も教えていただきました。
近日中に、しっかりと取材して、改めて記事にしたいと思います。

重ね重ね、岩手大学の植物の奥深さを改めて実感しました。
教えていただきましたことに感謝いたしますとともに、再度訂正させていただきます(pm19:45追記)。

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