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日暮れ時

2011.12.14

どんどん日が短くなってきてますね。

学校気象台のHP内、右側にある「全天画像」をクリックすると、一日の太陽の動きが動画で見れるページに飛びます。

このページで、12月12日の様子を見てみると、なんと、16時過ぎにはすっかり暗くなることが判明。
とはいえ、この「全天カメラ」は遮光フィルター越しの撮影でしょうから、16:00に日が落ちているわけではないよなぁ…。そう思って調べてみたところ、12月12日の盛岡、日の入りは16:12…早いんですね。

という前置きはこれぐらいにして。

実は。この、ジワジワと暗くなっていく様子を撮影してみたんです。

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これは、12日16:15頃の様子。日の入り直後ですね。
ちょうど4コマ目の授業が終わる頃です。

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10分後の16:25頃の様子。
次第に空から明るさが消えてきていますね。

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さらに10分後の16:35頃。
空って、どんなに暗くなっても青いんだな、と気づかされます。

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さらに10分後の16:45頃。
カメラの性能が良く、空の明暗の違いは分からないと思いますが、
樹にライトが当たっているのに気づかれますか?。
外がかなり暗くなったため、各講義室や研究室の照明がつき始めたことを意味します。

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外がすっかり暗くなり、撮影をやめたのは16:50頃でした。
その時の様子です。

日が落ちてから30分でこの暗さ。カメラ越しではなく、実際の雰囲気は、「夜」と一緒です。

今年の冬至は12月22日。まだまだ日は短くなるようですので、みなさま、お気をつけてお過ごしください。

シモバシラ

2011.12.12

あんなに暑かった夏もどこへやら。。。
ここ最近は、氷点下の朝が続いていますね。
今朝は、北水の池にも薄く氷が張っていました。
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今年も寒い冬キターッ!!

でも、寒いからこそ見ることができるものもたくさんあります。

学内で見ることができる「シモバシラ」もそのひとつ。
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シソ科の多年草であるこの「シモバシラ」は、冬にその名の由来ともなった現象をみせてくれます。
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冬の間、茎は枯れてしまうのですが、根っこが持つ水分は、毛細管現象で枯れた茎の中へ吸い上げられます。吸い上げた水分は枯れた茎の隙間から染み出し、外気に触れることで凍結します。そしてこんなことになるのです。

このシモバシラ。農学部食堂の南、資料館の西にあります。
夏場は目立たないですが、冬場はかなーり目立ってます!!
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スタッドレスタイヤの時期到来

2011.11.21

昨晩の空気で「いよいよか…」と思った方、正解です。

とうとう

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降りました。11月15日夜に観測された初雪から6日経った今朝、雪は静かに降り始めました…。

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紅葉している葉の上にカサカサという音を立ててぶつかる雪。
幸い、積もるほど降りはしませんでしたが、白い色に覆われる日も、間近なのでしょう。

ところで。

初雪が観測されると、気象的には「平年より●日早い、遅い」が話題になりますが、一般的な北国の社会人は「いつからスタッドレスタイヤを履くか?」が重要になるかと思います。

2008年は11月20日に雪の記事が、2009年は11月18日に雪の記事、昨年は11月29日に雪の記事を載せている岩大エキス。そして、今日は11月21日。

この数年は、11月20日前後に一度雪が降っていることが分かります。
みなさま、タイヤはもう履き替えた方が良いっぽいですよー。

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雪が降っても自転車通学する学生さん。
たくましい、と思う…。

緑から紅と黄へ

2011.11.11

今日は2011年11月11日。
「1」という数字がたくさん並ぶ日でもあります。
もともと、11月11日という日は「ポッキーの日」をはじめ、「豚まんの日(豚の鼻の穴が11という数字に見えるため)」や「ロールちゃんの日(某製パン屋さんのロールケーキ「ロールちゃん」とに描かれているキャラクターの耳にちなんで)」、「立ち飲みの日」「磁気の日」などなど、いろいろな記念日になっております。

少し話を変えて、大学構内。
ちょっと前に紫Blogegrがご紹介したように、今は紅葉真っ盛り。

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構内をきれいに彩っています。
ところで、この紅葉、紅くなるものと黄色になるものとありますが、みなさま理由はご存知でしょうか?。

もともと、葉っぱの緑色というのは「クロロフィル」という物質の色が大いに関係してます。「クロロフィル」とは「葉緑素」。だから、葉は緑。
「クロロフィル」は葉で光合成を行います。光合成って、覚えていますか?。日の光の下、空気中の二酸化炭素と水から炭水化物や糖分を作り出して植物の栄養にする、というあれです。
夏の間は日の光を受け栄養を作り出しどんどん成長しますが、秋になり日が短くなってくると、クロロフィルは分解され始めます。樹が冬の準備をし始めるためです。

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クロロフィルの分解と並行して、葉で作られた糖分が化学反応を起こして「アントシアニン」という物質が生成されると、このように紅く変化しますし、

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もともと葉が持っていた「カロチノイド」という物質が目立ち始めると、このように黄色く変化します。

紅い葉の代表は「もみじ」で、黄色い葉の代表は「イチョウ」でしょうか?。

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余談ですが、大学には立派なイチョウの樹が何本もあり、周りにはイチョウの葉と一緒に銀杏もコロコロと落ちています。気づかずうっかり踏んでしまうと非常に残念な匂いに包まれる一人罰ゲーム。

最初の話を戻して。
なぜ、今日、この話題を取り出したか、というと、それは

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桃Bloggerが「11年11月11日」から「構内の並木」を想像したからです…というのは嘘で、ホントは「正門から1111歩目の場所はどこか?!」という企画を実施したかったのですが、歩き始めてすぐに「無謀」と気づき挫折してしまっただけという…。

マクロ効果

2011.11.01

カメラが壊れてしまったんです、とお伝えしておりましたが、その後新しくカメラを購入しました。
Blogを運営していると、どうしても「マクロ撮影」を頻繁に使うことになりますので、今回のカメラは「耐久性」と「マクロ撮影」に重点を置いて選んだんです。

その「マクロ撮影」。
機能を有効にしているとレンズ先1cmでも撮影できるとのこと。
その効果を検証するべく、晴れた大学構内でマクロ撮影に適した場面を探すことに。

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どんぐり、落ちて数日たっているのでしょうか?。皮は乾燥しているものの、日の光がキランとしてとてもかわいい!。これは、対象物から3センチ程度離して撮影しました。

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この植物は、前々から気になっていたのですが、「ニシキギ」というそうです。とてもかわいい実を付けます。紅葉の時期にとてもよく色づくそうですが、今日はまだでした。これは、対象物から5センチ程度離した撮影。きれいに撮れています。

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手入れの良さの賜でしょう、今なお咲いているハンギングバスケットの花にミツバチが寄ってきました。これぞマクロ撮影の醍醐味!と喜んだものの、せっかくの蜜集めのジャマもできず、5センチ程度離れての撮影。

マクロ視点で見て歩くのも面白いものですね。

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1センチまで寄ると、指紋もくっきり!。

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