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お披露目(広さ満点)

2012.07.04

さて残すは最上階。
ここは「デザイン・メディア工学協創工房」となっています。

あれこの高さで、三階建て?
いえいえ、ここは三・四階の吹き抜け構造。
高さ6m、広さ250m2の空間が広がっています。
四階部分から写真を撮ってみても、とても全体は収まりません。
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ここの約1/3のスペースには、映像合成などに使うんでしょうか、グリーンバックと呼ばれる緑一色のカーテンみたいなのが吊るされています。
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岩大生が空をとぶ(様に見える)日も近い?!

これの反対側には、移動式観覧席があります。
普段は壁のそばに畳んであるんですが、これがにょにょーんと伸びてきて
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ホイ完成。
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スペースの有効活用ですね。

お披露目(この日限定のあの場所も)

2012.07.03

二階に登るとドドーンと広がるのがこの「ものづくり協創工房」
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フレームに収まり切らないこのスペース、約180m2の大工房。
こちらは、鳥人間コンテストやロボットコンテストへの参加活動支援としての目的もあるそうです。
岩大生が空をとぶ日も近い?!

その一角には、この時ちょろっと紹介したパウダールームがございます。
男性が入れるのが今日だけとあって(?)、ひっきりなしに出入りしています。
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間隙をついて私もGO。
さすが女性性専用スペースだけあって、明るくポップな雰囲気となっています。
椅子もカラフル♪
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そうそう、この建物で目についたのが見通しの良さ。
階段の踊場も、足元から天井までのガラス張り。
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晴れた日には岩手山がくっきりなんだろうな-。
その真骨頂が更に上の階に有りましたが、それはまた次回。

お披露目

2012.07.03

先日お伝えしました通り、昨日は「復興祈念銀河ホール 落成記念特別講演会」が開催され、建物内部が大公開されたので、その様子をご紹介してまいりましょう。

先日は封鎖されていた玄関を通りまして、
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一階にあるのが「銀河ホール」です。
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こちらには本学初の工夫がいっぱい。

1.
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床にある丸いもの、なんだと思いますか?
こちら、床面からの吹き出し空調システムでございます。
岩手で気を付けなければならないのは、寒さ対策。
通常のように天井からの吹き出しでは、部屋の上のほうに暖気が溜まるだけでとても非効率的。
この方式なら足元からあったか~♪

2.
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入り口の両脇に設置されたこちらのブース。
こちら、同時通訳ブースでございます。
三ヶ国語の同時通訳が可能で、国際会議、国際シンポジウムに対応可能です。
また、テクノホールへの映像配信システムも備えているため、大人数でもOK♪

3.
本学初ではないかもしれませんが、ちょっと感心したのが、シートの千鳥配置。
多少のデッドスペースは生みますが、前後に気を使わなくても大丈夫♪
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他にも、車椅子対応スペースだとか、各座席に収納机・手元照明・コンセント完備だとか、輝度1万ルーメンオーバーのプロジェクターだとか、紹介しきれないものがいっぱいですが、これは何かの機会に皆さんに直接確認いただくこととして、では続いて二階へGO!

色々閉鎖中

2012.06.28

昨年の9月から期間限定開放中だったこちらの門が、先日閉鎖されました。
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と言うことは・・・
そう、工学部6号館改め「総合教育研究棟(環境系)」が完成でございます!!
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ワーワー パチパチパチ

特に手前側の増築棟の中は、何やら映像関係のすんごい装置が入ってるとか・・・
これは楽しみ。
それではちょっとその中の方を覗いてみようかなー、っと思ったら、入り口にそびえる
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立入禁止の三角コーン。うーむ、残念。
しょうがないので、この立入禁止のちょっと手前まで忍び寄って、すこ~しだけ内部をチラリ。
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入り口に敷かれたブルーシートや、ビニール袋にくるまれた椅子など、新しい感がプンプンしてきます。

そうそう、こちらのホールの名前ですが、「復興祈念銀河ホール」となりました。
落成を記念した特別講演会と見学会がこちらの要領で開催されます。
興味のある方はぜひお越しください。

被災地の大学の図書館にできること

2012.06.20

「被災地の大学の図書館にできることは?」
って聞かれたら・・・。
皆様ならなんて答えますか?
もちろん色々な答えがあると思いますが・・・。

多くの方に共通した答えがあるとすれば。
「震災についての資料をそろえること」
なのかなぁ・・・と思います。

本日ご紹介するのは。
その役割を担っている
岩手大学情報メディアセンター図書館
にございます
「災害資料コーナー」のこと。
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このコーナー。
その名のとおり地震や津波に代表される
「災害」に関わる資料が集められているんですが・・・。
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よく本屋さんで見かけるような、
「震災関連書籍コーナー」とはちょっと違います。

まず。
震災以降出版された数多くの震災関連書籍に加えて。
これまでに揃え、保存してきた膨大な蔵書の中から
「自然災害」に関係する様々な資料が並べられており。
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そして。
研究機関でもある大学の図書館という性格を活かして。
本屋さんで見るような書籍ばかりではなく、
自治体などが出版した調査報告書や、研究報告書も揃います。

図書館職員が厳選して揃えた資料の数、
本日時点で562冊。
そのうち300冊ほどが震災後に出版されたもの。
200冊以上は震災前に出版されたものなのだそう。

しかも。
震災に関するシンポジウムのチラシや、パンフレット、
それに本学教職員や学生の皆さんが、
被災地へ赴いた際に得ることができた資料などなど・・・
そうした資料も閲覧できるよう整理を進めているのだそう・・・。
全て貴重な資料なんですね・・・。
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そうしてみると・・・。
「被災地の大学の図書館にできること」って、
「震災についての資料をそろえること」じゃ言葉足らずですね・・・。
「震災についての資料をそろえて、遺すこと」になるのかなぁ、
と思ったりしています。

語弊があるかもですが・・・。
それが昨年の震災の経験や教訓を、
将来の教育や研究に活かすために必要なことなのかなぁ、
とも思います・・・。


さて。
本日は岩手大学情報メディアセンター図書館
全面協力のもと取材させていただきましたので、
「何かお伝えしたいことがあれば」とお聞きしましたら。
「震災や、震災復興に関する資料があれば、
是非ご提供ください!
ご連絡お待ちしています・・・!」
とのこと。
岩手大学情報メディアセンター図書館
が責任もって大切に保存させていただきます。

みなさまのお手元にあるものが、
昨年の震災のことを5年、10年・・・100年後に伝える、
大切な資料になるかもしれませんよ。

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