今年も、11月12日(金)から館内暖房の本格運転が開始されました。暖かくて心地よい♪。
さて。
今朝のお話しですが、桃Blogegrのいる建物のボイラーマンさんがいらっしゃいまして、
「今年から新しいボイラーに変わったんだけど、今年も取材する?」
とありがたいお誘い♪。去年までは重油で動かすタイプだったそうですが、今年からガスで動かすタイプに変わった様なのです。二酸化炭素排出量も、ガスタイプの方が少ないようだし、これはさっそく!と伺ってみることに。
これが新しく入ったガスタイプのボイラー。今までのものより若干小さくなった印象です。
昨年までのタイプはこちらの記事をご覧下さい。
モニターには、ガスの燃焼量や蒸気の圧力などが表示されています。こまめに燃焼量が調節されるため、無駄な熱供給が減るとのこと。
ガスタイプボイラーの上部には、ガスを引き込むパイプと蒸気を排出するパイプが入り組んでいます。良く見れば分かるんだけど、なんていうか、あみだくじを目で追ってる的な印象?、素人にはとても複雑な構造に見えます。だけど、こういう雰囲気は大好き。
ところで。
これ、何を流しているのか分からなくて質問したら、
「半年間休ませた後のボイラーは、運転開始から1週間程かけて、中を通す水(=蒸気)を入れ替えるんです。配管の内側についた汚れや錆が蒸気に含まれて環水槽に戻ってくるから。それから、最初の1週間は循環させる水に薬剤を混ぜるんですよ。これで、配管の内側に錆びさせないための膜を作らせるんです。じゃないと、配管がすぐに錆びちゃうし。」
とのこと。
へぇー、知らなかった!。
また一つ賢くなりました(^^)。
今回、施設として変わったのはボイラーの燃焼設備だけで、それ以外の部分(蒸気を送る配管など)は変更無し。なので、バルブも今までの通り♪。無機質に並ぶ様子はステキです♪。
そんな訳で、来年の3月31日まで、ボイラーマンの皆さんにはお世話になります。どうぞよろしくお願いします<(_ _)>。