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埋もれる前

2020.09.28

只今構内では、至るところでいろんな工事が行われているようでして、例えばここ中央食堂前では、広範囲にわたって土が掘り返されていました。
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この一枚の中にも見どころがたくさんありまして、
例えば、
ショベルカーがかっこいい、だとか、
この三角コーンについてマニアの方のご見識を伺ってみたい、だとか、
立木に取り残されたサークル看板が切なげ、だとか。

まぁ色々あるんですが、今回は、工事中の今だからこそ見ることができるこれらのものに注目してみました。

この工事ですが、パッと見た感じですと、
雨水を流すための水路
を設置しているようです。

雨水の水路としてよくそのへんで見かけるのは、コンクリの蓋や、グレーチングと呼ばれる硬い金網みたいなのが被せられた、
側溝
というやつですが、今回は人通りが多く目立つ場所だからなのか、スリットから水を引き込む、なんかスマートなタイプ。

そして今しか見られないのは、その断面です。
側溝の場合は、角が丸まった四角形がイメージされますが、今回敷設されるのはこんな断面でした。
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おそらく、蓋を開けてのメンテナンスができない分だけ、石や葉っぱなどがたまりづらい形になってるのかな?
と予想していますが、この形状をなんと形容していいものか。。。

なんか、
西洋の騎士の盾のような、
ワッペンの形のような、
坊ちゃん刈りの人のシルエットのような、
皆さんは何を連想しますか?
この形。


さて、この水路工事ですが、当然水も漏らさぬ精度で組み上げられていくわけなんですよね。
そのために、今だけお目見えしているのがこちら。
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このピンと張られたピンクの糸。
これも工事現場ではよく目にする、
水糸
というやつですね。

重量がかさむコンクリートの塊を、ほんの1ミリ程度の太さの糸に合わせてピシッと置いていく。
職人技です。


別の場所では、水ではなく通信線(?)を通すための設備が埋められようとしていました。
埋めてから配線やらなにやらの作業があるのでしょう。
頭部分に人が入れるくらいの蓋がついたコンクリートの塊が、この先何十年も浴びることのないであろう陽光を、最後の思い出とばかりに一身に受けていました。
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見ての通りの堅牢さで、大事な通信を守ってくれることでしょう。


これらの設備が埋められたあとは、またきれいに舗装やレンガが敷かれるようで、工事のため外したレンガが空きスペースに積んでありました。
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一時保管のための仮置きだと言うのに、角がビシッと揃って、もはや完成した建造物のようになってます。
これまた仕事が丁寧ですね。


工事が終わるとこれらの殆どの部分が地中に埋もれ、表に出たほんの一面のみがまた大学の風景を作っていくのでしょうけど、このエキスの中だけには、その埋もれる部分が切り取られ残っていきます。

マスクを付けましょう とも言ったりする

2020.08.04

先日 山吹さん も注目していたこの

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○゜ッパー君、じゃなかった、サーマルカメラ。
なかなか優秀です。

もちろん、体温を計測し、正常範囲かどうかを判断してくれますが、マスクの有無もチェックしてくれるのです。

顔型に合わせて自分を映したとき、マスクが無いと付けるように促してくれます。THE★文明の利器。技術力って素晴らしいですね。

ジメジメドヨドヨしていた7月が過ぎたと同時に青空が戻ってきました。キリッと晴れたわけではないものの、日差しがあると嬉しいもので、

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ですよね、気持ちわかります。
この日・この時を待ちわびていたのは、ワタシも一緒です。

実は。
カラッとキリッと晴れて欲しいな、なんて思って色合いを調整したら、アニメの風景のような

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キャンパスに。

新しい生活様式や自粛が続き、季節感が薄れているような今日この頃。
写真だけでも鮮やかに夏らしくしたいですね。

○゜ッパー君?…じゃない!

2020.07.30

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昨日から、各学部の1号館玄関で皆様を出迎えてくれるようになった
カメラとモニターが付いた謎のマシン。

大学のすぐ近くの某お寿司屋さんのフロントにいるあのロボットのごとく
玄関でみなさまをお出迎えしてくれるこの機械の正体は、
体温測定ができる端末でした。

感染症対策のひとつである、
各自の日々の健康チェック。

さらのその健康チェックの中でも、
数値として結果が出て目安にしやすく重要な要素が、体温測定です。

ただ、体温測定をしようにも、
お店では体温計はまだ品薄のところも多く
個人では手に入っていない方もいまだいらっしゃるであろうところ、
非接触で短時間で誰でも測定できる場があると助かりますね。

でも、ちょっと自分の顔が映るのは恥ずかしい…。

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(恥ずかしいのでわたしの姿は隠しました)

画面に表示されているガイドラインに合わせて顔をカメラに映すと
ほどなくして画面に体温が表示され、平熱の範囲内なら

「正常な体温です」

と声で教えてくれます。

37.5℃以上でアラームが鳴るとのことですので、
全力疾走でやって来た方やこの時期屋外で長時間作業してきた方は
もしかして少し日陰で休憩してから検温した方がよいのでしょうか…。

そうそう、隣には、手指消毒用のスプレーも。

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こちらはずーっと何年も前から設置されているので
今更感は否めませんが、あらためて。
このスプレーはペダル式なので、手を触れずに薬液を出すことができます。

手を触れずに使えて感染症対策にも役立つこれらの設備、
知らなかった方も既にごぞんじの方も、
必要に応じて入退館の際にお使いください!

不思議なパイプ

2020.06.24

通勤時、総合教育研究棟(教育系)
と馬場の間を通ってくるんですが。
↓この図の赤い線の経路ですね。
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この最後の、上に「クンッ」て曲がっているあたり、
ちょっとした坂になってるんですけども。

その坂の途中で、
北側の総合教育研究棟(教育系)の方を見ると、
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こんな風に、なんというか妙な隙間がありまして。
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建物とは反対側に無数のパイプが並んでいるんです。


このパイプ群、長いこと気にもせずに過ごしてきましたが、
よくよく考えてみますと、このパイプ、
どこから流れてくる水を流すものなんだろう…。


坂を上り切ったところの風景はこんな感じ
ファイル 3244-4.jpg
水を集めるような場所があるとは思えないし、
あの無数のパイプの先らしきものも見当たらない…。
このパイプって…何なの?


ここまで触れてきたのは
冒頭触れた坂道の北側から見える風景なんですが、
逆に坂道の南側、人文社会科学部6号館側を見ると
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こんな感じで無数のパイプ群は無い…。
斜面があるからパイプがあるわけでは無さそう。
何なんだこれは……。


むむむ……。むむむむ……。
大きなグランドがありますから、
そこに浸み込んだ雨水なんかを排水するためかなぁ、
とか。

今のグランドや第二体育館のあたりは
高等農林の頃は畑とか水田が広がっていたはずだから、
その水はけの関係かなぁ、
とか。

なんてことを想像してはいるんですが
結論は出ず。
ちょっとね、施設関係の職員に聞いてみようと思ってます。


で、そんなことを思いながらふと思ったんですが、
これまで構内のたいていの場所には足を踏み入れてきましたが、
地下って、無いなぁ…。上田キャンパスの地下…。

過去の記事を調べていたら、緑先輩はあるようなんですが…。
興味本位で入れる場所じゃなさそうだし…。
…どこかに無いかしら…地下に入る機会…。

換気のおかげで得る幸せ

2020.04.30

桜の見頃。
ちょうどの場所もあれば過行く場所もあり、で、早々に花開いた樹は、美しい桜吹雪を見せているのですが、

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おかげで、各所、換気のために開けている玄関からも花びらが舞い込み、

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エントランスの中でひらひらと風に舞う様子を見ることができました。

これも、一つの幸せですね!

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