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新年度早々、わたくし未踏であった地へ赴く

2020.04.03

こんにちは。紺Bloggerでございます。
今年度も何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、タイトルの通り、わたくし、新年度早々、
これまで10数年間一度も立ち入ることの無かった場所へ
行ってまいりました。


こちらの写真をご覧いただきたい
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竹林の中に不思議な人工物。
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こう…文明がね、竹に飲まれてる感じ。
冒険の予感。沸き起こる好奇心。
竹林の奥へ奥へと進んだ先に待つのは、
果たして虎かパンダか桃源郷か。




ということを昼休みに
農業教育資料館の東側にある
竹林の中にたたずみながら考えたわけですが。
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冒頭の写真は、この広場を囲む石の輪(?)が、
ファイル 3197-3.jpg
竹林の中まで伸びていて、その写真を撮ったものです。

この竹林、
採用直後に構内を案内してもらった時から認識していたし、
ミュージアム関係担当だった時には、
幾度となく立ち入る機会はあったはずなんです。
エキスでも過去に取り上げられたこともあったはずです。

でも、僕、勤続10数年目にして、
今日初めて入ったんですよねー。
横を幾度となく通ったことはあれど、
入ってみると新鮮な驚きがありますね。
ホント灯台下暗し。
石の輪が竹林の中まで伸びてたことだって、
今日初めて知りましたし。


結構、学内隅々まで足を踏み入れてきたと自負してましたが、
まだあるな、まだあるぞ、個人的な未踏の地。
今年度の目標ができましたよ。。

水も漏らさぬ

2020.02.28

ガガガガガガガ

昨日の朝、出勤しようと構内を歩いていたところ、何やら前方上方からこんな音が聞こえてきまして。

「なんだろう?」
と思い、音の聞こえる方向に目を向けてみたところ、なんかカッコいい赤いやつがいるじゃあありませんか。
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(しかし赤い作業系車両というのは、なぜにこうカッコいいものなのであろうか。。。 その1その2

しかし、この高所作業車はまだそのアームを伸ばしていない。
しかししかし、上の方から音は聞こえる。

ということで、取り急ぎこの廊下の屋上部分を一望できる場所に向かってみたところ、音の正体が判明しました。
ファイル 3173-2.jpg
なんか、人がいた。

まだ寒さの残る2月の朝8時半から、屋上でなにか作業が進められていました。
先程の音は、日陰部分に残る氷を砕いて集めている音だったようです。

さてさて、なんの作業が始まるのかな?
と思い眺めていたら、作業員さんたちがおもむろに屋上のヘリの金属製カバーを取り外しているではありませんか。
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どうも屋上の改修作業のようですね。
普段はなかなか意識することのない場所ですが、せっかく姿を変えようとしているので、経過を観察してみよう。


ということで本日です。

少し雲がかかりつつも、概ね晴れのいい天気。
今日は朝から、例の高所作業車がそのアームを伸ばし、軒下の塗装をしていました。
(写真撮りそびれたけど...)

そして屋上はといいますと、

15時に昨日と同じ場所から外を覗いてみたところ、その様子が一変、
ファイル 3173-4.jpg
白い!

昨日の朝の時点では、ベージュというか、ペールオレンジというか、そんな感じの色だった屋上が、一面白色に変わっていました。

そして中央部には、
まだまだこれから仕事が残ってるんだぞ!
と言わんばかりの道具類が整頓されてます。

これは防水用のシートでしょうかね?
そしてこの上に、防汚防塵用の何かが被せられる感じでしょうかね?

春休みに入り、使われていない教室の上では、こんな光景が繰り広げられていました。

現代の幻獣が演習林に降臨

2020.01.21

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盛岡では天気よし、路面よしだったセンター試験当日。

この2日間が無事に終わるのを待って降ったべちゃべちゃ雪の上から

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昨夜も、さらっとふわっと雪が積もりました。

「今年は大寒にしては気温が高かった」とは言うものの、
それでも事実こうして冬らしい天気にもなるわけで、
やはり昔からの慣習や言い伝えはあなどり難し、ですね。



さて、実は昨日の夕方、岩手県内のテレビのニュースで

「岩手大学でアウトドア車いすを導入」

というニュースが放送されました。

(すみません、私も昨日知りまして…
事前にお知らせできず、すみません…)

その名も「HIPPO campe」。

この名前、調べてみたところ、
ギリシャ神話で海の神ポセイドンが乗っていたとされる
半馬半魚の獣の名前からきているようです。

IBC岩手放送のHPにニュースのリンクがありましたので、
こちらからぜひ動画とともにご覧ください。

https://news.ibc.co.jp/item_38401.html

(クリックでリンク先が表示されます)

※内容は掲載から一週間ほどで消えるそうです。

放送をいざ見てびっくり。
オフロード、雪道、倒木、
なんでも越えて進んでいけるとは…!

三輪なので小回りも利かせやすいし、
重心も低めで安定感がある上に
万が一転倒した場合も衝撃が和らぐようになっていて
利便性と安全性もしっかり兼ね備えています。

しかも「浮力があり水中でも利用できる」とのこと。
半馬半魚の幻獣にちなんだ名前にここで納得したわたしです。

神様の乗る馬の名前ということで、ひょっとしたら
「どんな場所にも行ける」
という意味もこめられているのでしょうか…?

これまで、このエキスでも何度か
かんじき歩きや各種体験など、
FSC=寒冷フィールドサイエンスセンター(演習林や農場牧場)での
公開講座の様子や普段の屋外での学生実習全般などなどの様子を
何度かご紹介してまいりました。

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これからはより多様な方々に
フィールドでの体験や学び、開放感を身近なものとして
感じていただくことができそうで、
とてもワクワクしますね…!

びろーん

2019.12.02

なんとも間の抜けたタイトルになっちゃいましたが、今日は建物からびろーんと伸びている、でも役に立っている(らしい)ものを探してみました。

どんなものかといえば、例えばこんな
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建物2階の窓の下にある小さな穴からびろーんと伸びた、ホース。

何かに繋がっているわけでもなく、ただただ垂れ下がったそれは、やもするとなんの役割も果たさない、忘れ去られてしまった遺物のようにも見えてしまいます。

似たようなのが、別の場所にも。
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こちらは壁面から太いホースが一本と、細いのが数本、これまたびろーんと。
中には先端に金属の部品がついていて、いかにも何かに繋がりそうな形状になっているにも関わらず、そのままになっています。

これが何かというと、おそらく装置からの排気管です。
そのまま室内に排気してしまうとよろしくないが、室外で大気中に拡散させればなんの問題もないガスやら何やらを、ここから排出しているものと思われます。

要はアレです、台所のガスコンロの上にある換気扇。
あれと同じ役割のものになるかと。


壁からびろーんとしていたのは、こうした管類だけではありません。
こちらでは電線(?)が2回の窓からはるか上方、4階建て建物の屋上にまでびろーんと伸びていました。
ファイル 3117-3.jpg
屋上でなにかのデータを取っているんでしょうか?
用途はよくわかりませんが、なにか研究上の目的があって繋がっているんでしょう。


最後のこちらは、4例目にして初めて、びろーんとしているものの両端がはっきりと判別がつくものになります。
ファイル 3117-4.jpg
建物から、建物。
手前の建物はプレハブづくりではありますが、電気はもちろん通っているし、かと言ってガス水道とは思えない。
結局なんのためのびろーんなのか、用途は杳として知れませんが、きっと何か意味があるんでしょう。

皆さんの周りに、こんなびろーん、あったりしません?

大学あるある 言いたい

2019.10.29

日曜日に開催されたシティマラソン。
テレビでその様子を見ていたのですが、自分の大学にあれだけ人が集まっているのを見たのが初めてで、なんかよく分からないけど、大興奮しました、テレビ越しに(^^)。

来年も開催されるなら、ぜひ前の日から正門前に陣取って、ランナーとハイタッチをしながらイベントを楽しみたいと思います。

それは良いとして。

そのスタートの様子を見ながら思ったんですが、大学って、建物をじわじわと立てていくというか、予算が付いたら増築・改築を繰り返す歴史があるので、実は多いのが。。。

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渡り廊下。

建物間を移動するには、この渡り廊下がかなり重要なので、

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このように中に階上に作る場合もあれば

ファイル 3094-3.jpg

1階部分だけでつなぐ場合も。

そうやって考えると…

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ここは、教室も配置した渡り廊下ということ?
2Fにも何室か教室があって、意外と機能的です。

他の大学では、耐震のため、建物を建物で覆うという珍しい作り方をしている場所もあるようですが、いずれ、大学って渡り廊下がホント多いので、訪れた際はぜひ気にしてみてみてください。

ファイル 3094-5.jpg

窓の外には、蜘蛛の巣に揺れる一枚の枯れ葉。
まるで、O.ヘンリーの最後の一葉のようです。

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