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もうひとつの夏(本編・第2回)

2016.09.01

こんにちは。

台風一過の効果が続いてるのか、残暑なのか、
今日の盛岡は引き続き蒸し暑いです。

桃さんの記事のとおり、先日の台風、
盛岡市中心部は強風とちょっとの雨程度だったので、
まさか同じ県内でもここまで甚大な被害を被っているとは
わたしも想像もつきませんでした。

あらためまして、台風での被害に遭われたすべての方の
一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

そんな今日は、9月1日。

そう、防災の日です。

起こってからでは遅い、という考え方もありますが、
このような災害が起きたばかりの今だからこそより強く、
いざという時への備えを固める日、
災害時の心構えを確かめる日、にできると良いですね。

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さて、話題はタイトルの通り前回に続きまして、3日目。



今日も朝から収穫します。

前日の雨のおかげでますます畑の中がみずみずしくて
不快指数は2割増くらい。

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かごからコンテナに詰めなおして、
パレットに積み上げていきます。

このコンテナ、重そうに見えます?
…もちろん、重いです(笑)
積み上げるにしても、二段目ですでにけっこう大変。

収穫ついでに、まだこれから収穫を控えているエリアの
二番果を摘果してもらいます。

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収穫と違ってかごに入れて運ぶわけではないので、
身軽という意味では楽な作業です。

ただ、二番果は大抵低い位置にあるので、
よりかがんだ姿勢で作業をすることが多くなります。

若いとかお歳を召してるとか、そんなことは関係なく
腰にかなりくるんですよね、これ…。

なかなか手強いですが、休憩を挟みながら
地道に折り取って進んでいきます。

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これだけ暑いと、道具を洗う光景を見てるだけで
なんだか涼しくなったような気分になりますね。



午後の作業は、前日にどしゃ降りでできなかった
大学正門の花壇の整備。

「オープンキャンパス間近」の「正門」の花壇だけあって、
暑さをものともせず、みんな真剣です。

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草を刈って、
地面を這う茎や花をきれいに整えて、
ゴミや飛び散った土をきれいに掃いて。

正門が大学の顔も同然なのは理解しているのですが
毎日のように何気なく目にして、
特別何かを思うこともなく通り過ぎてしまう場所でもあります。

でもこんなひとコマを思い出すと、
なんだかほっこりした気持ちになりますね。

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農場に戻ると、森の駅市場に向けて、
じゃがいも掘りの最後の仕上げ。

夕方といえどもまだまだ暑い!

さて、果樹班でもブルーベリーや桃を
ひととおり収穫したようですし、
いよいよこの次は「森の駅市場編」に突入です!

こちらはびっくりするほど大盛況でした。
お客様も売り子さんも、あんな暑い中とは思えないパワフルさで
果物に野菜に加工品に、どれも飛ぶように売れていきましたよ。

乞うご期待!

もうひとつの夏(本編・第1回)

2016.08.25

2週間ぶりですこんにちは!

今月の頭くらいに、
「合宿で実習してます」という旨ご紹介させていただきました。

あらためまして、その「本編」を振り返りつつご紹介しようと思います!

※楽しい打ち上げ実況編はこちら↓



初日は午後のみ、水田の見学や管理実習などなどで
ウォーミングアップ&宿泊。

…からの、2日目朝。

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慣れない場所とふとんでうまく寝られたのでしょうか。
きっと寝不足だったり熟睡できない人もいたんじゃないかなぁ
などと余計なお世話な心配をしたりもしましたが、
元気そうでひと安心。

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さてこの日のミッションです。
いたってシンプル!
とうもろこしを収穫します。

(このとうもろこし、別の実習で2年生が蒔いてくれたものです)

このわさわさと生い茂ったとうもろこし畑、
中に入ると葉の密度やたっぷりの朝露で想像以上に蒸し暑いんです。
さらに、葉っぱで肌が切れたりかゆくなったりするので長袖必須。

そんな中、地道にひとつずつもぎ取っていきます。

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曇り空で直射日光が当たらないのがせめてもの救いでしょうか。

とうもろこしってけっこう重いんですよね。
かごいっぱいのとうもろこしを畑の外まで運ぶのでさえ、
いちいち汗もにじむってものです。

(余談ですが、イネ科花粉アレルギーのわたしは
頭上から降ってくる花粉でくしゃみ鼻水の追い討ちをかけられます)



そして迎えた午後の部。

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本当は上田キャンパスの花壇をきれいにする作業を予定していたのですが。

この雨です。

なんてこった…。

「バケツをひっくり返したような雨」とはまさにこのこと。
この勢いでは雨具をもってしてもなすすべもなく…。

急遽、温室での作業に変更。

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白菜とキャベツの種まきです。

ハードな動きや直射日光がないとはいえ、
外はどしゃ降り、気温高し、湿度も高し。

炎天下の外の暑さとはまた違うけれどしんどいです、このムシムシ。
結局は暑いものは暑いんですよね。

ちょうどこの実習は盛岡さんさとほぼ同じ日程。
思えばなぜかさんさの期間って必ずどれかの日は雨が降るような…。
ちょうどこの日が今年のそれだったのかもしれません。
夕立、にわか雨、入道雲、ちょうどそんな時期。
それがまた真夏らしくもあるんですけどね。

他にも果樹や機械など班ごとに日替わりで実習するのですが、
どの班もこの雨に足止めを食らわされたようです。
雨に濡れるだけでもなかなか疲れるんですよね。
気持ちも滅入ってしまうし。

この日は実習的にはまだ2日目。
農場で収穫した野菜たっぷりのご飯を食べて早めに身体を休めて、
英気を養ってもらえたら良いですね。

ちなみに食事は、パートの方が愛情込めて作ってくださいます。
農場の野菜とお米をふんだんに使って活力をくれる縁の下の力持ちに
感謝と親しみをこめて「食堂のおばちゃん」と呼ばせていただきます。

おばちゃんのごはん、本当においしいんです。
それも別の更新時にご紹介しますね。

さてさて次回は3日目の模様をお送りしようと思います!
今度こそ学内の花壇がきれいになってる…はず…!

もうひとつの夏(夜はまだ続く編)

2016.08.04

夜も深まり、いい感じにおなかも満たされ、

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語る人々。

お昼があれだけ暑くても、
明日の気温がそれ以上に暑くなっちゃう予報でも、
夜になってみればそれなりに外の風は涼しくて心地良くなっています。

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「熱く」語る人々。

でも実は熱く語っている人はノンアルコールなのだそう。
しらふでそれだけ熱く語れるものをもっているって素晴らしい!


「あれだけ流行ってるんだからポケモンを探し始める人もいるのかなぁ」
なんて思ったりもしていたのですが、
あろうことかみんな懐中電灯片手に
「カブトムシ探し」に出かけて行きました。
(結局見つけられなかったそうですが)

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ちょっと時間はさかのぼりますが…

いわゆる「自撮り」。
よく見かける光景になりましたね。
この合宿、もちろん遊びに来ているわけではないのですが、
それでもせっかく泊まり込みで暑さと土にまみれてがんばったんだから
とびっきり素敵な思い出にして帰ってもらえたら嬉しいですね。

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月下美人を育てている職員さんから
「この花の花粉を媒介するのはコウモリ」などなど、
かなり詳しく月下美人のことを教えてもらえます。

この方は他にも野菜や花のことに精通していて、
聞けばいつでもとても丁寧に教えてくれます。

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そして月下美人、かなり開きましたよ!
その名以上に神秘的です。
そして焼肉の匂いに負けない香りを放ってます。

一晩だけ咲く花がこの日に咲いてくれたのも、きっと何かの奇跡!
…ですよね?


残すところ明日の午前中でこの合宿の実習は全日程終了ですが、
皆さんとても充実した時間を過ごしてもらえたようです。

こうやって楽しい時間を過ごす中にもどこかたくましさを感じたり、
進路や将来のことなど真剣に悩む姿が垣間見えたり、
さりげない気遣いや協力して取り組む姿もたくさん見せてもらえました。

受講者は全員3年生。
これから待ち受ける研究や就職・進学のための活動などなど、
辛い時も、きっとこの体験と思い出が力になってくれることでしょう。
5日間、本当にお疲れさまでした。
(まだ終わっていませんが)

というわけで本日は、
さんさだけじゃない、もうひとつの岩大生の夏のひとコマをお送りしました。
夜遅くまでお付き合いありがとうございました!

もうひとつの夏(暗くなっても編)

2016.08.04

ちょっと記事を書くためにしばらく席をはずしていたら

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暗くなったらやっぱりこれですよね。

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花火!

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…と思ったら突然出てくる桃。
みんな、あれだけ肉を食べてもまだまだ入るんですね…。
若さの成せる業です。

他にもとうもろこし、すいか、枝豆におにぎり、と
農場づくしな軽食も盛りだくさんです。

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そして月下美人、開き始めたみたいです。
早くもっと開いてー!

もうひとつの夏(まだ明るい編)

2016.08.04

さて、産直写真第二弾いきます!

しかしこれ、「実験・実習エキス」って分類で大丈夫なんだろうか…(笑)

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温室の「月下美人」がもしかしたら今日咲くかも、ということで
同席することに。

この花を育てている職員さんいわく、
この植物、「葉」に見えるものは「茎」なのだそう。
そして、サボテンの仲間なので葉…じゃなくて茎は肉厚。

どんな花が咲くんでしょう。どきどき。

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農場のガレージをあけて会場をつくるんですが、
なんだか某漫画に出てきそうな風景ですよね。

イス代わりのコンテナがまたいい味出してます。

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今日の(というか毎年恒例)のメニューは、炭火でジンギスカン。

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炭は職員さんが火おこししてくれます。

さすが、こういうのもみなさんプロですよね。

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夜のお楽しみといえば…やっぱこれですよね。
ひろーーーーーい農場、こんな形で楽しめるのもまたいいですよね。

わたしの体力と写真が追い付けば、きっとまだ続くはずです。

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