こんにちは。
紺Bloggerでございます。
すみません。今日はほぼ写真無いです。
さて。
以前、シダレカツラの記事の時にチラッと書きましたが、
わたくし、花巻市の出身なんですが。
花巻市といえば宮沢賢治。
宮沢賢治といえば今年生誕120年。
そして本学は宮沢賢治の母校が前身の一つ。
ということで。
今年は仕事の関係もあり、
宮沢賢治関係の資料を目にすることが多いんです。
で、地元が地元なので、
幼いころから作品等に触れる機会も多く、
「高原」をネイティブ発音できることを誇ったり、
宮沢賢治のことをちゃんと知っているつもりだったんですが。
今あらためて整理していて、
「ホント不勉強だったなぁ」と思い知らされています。
盛岡高等農林学校に在籍していた時期だとか。
研究生だったころに稗貫郡の土性調査に行っていたこととか。
これまでどこかで必ず目にしていたはずなのに、
ちゃんと覚えてなかったなぁ…。
しかし。
ちゃんと知れば知るほど、
自分の周囲が新たな輝きをもって見えてきます。
なんたって、ここは宮沢賢治の母校(が前身)。
関連する施設や資料がしっかり残っています。
(本日暑いので、冬の時のお写真をば)
そして、県内、特に花巻市周辺に、
ちゃんと見ておきたいなぁと思う場所が出てくるんですね。
それが実家の周りにもあったりして。
もう散々歩いたり、通ったりしている場所が、
今、僕の中で密かに輝きを放っています。
これが宮沢賢治の地元だってことの凄さなんだなぁ、
とつくづく思う今日このごろです。
記事一覧
知っているつもりだったこと。
うばゆりの森の巣箱
本ブログでもたびたび触れてきた植物
ウバユリ。
数多の植物が繁茂する植物園の中でも、
その丈の高さからすぐに見つけられます。
今年もぐんぐん伸びてきています。
ミュージアムの周辺が群生地、というのは知っていたんですが、
なんか年々、数が増えている気がする……。
…気のせいかなぁ~。
この状態や、花が終わった姿はよく目にしてきたんですが、
実は花を実際に見たことはありません…。
花期は7月~8月とのことなので、
今年こそは満開のウバユリをこの目で確かめたいと思います。
さて。
先日、「JapanKnowledge Lib」の説明会の宣伝をしました。
その際、試しに自分でも調べてみよう、と思って
「盛岡高等農林学校」って検索してみたんですが。
その検索結果を眺めていたところ、
日本で掛けられた巣箱は盛岡高等農林学校構内にかけられたものが最初、
という記載を発見!!
ちなみに上の写真は今日、植物園の中で見つけた巣箱です。
いつかご紹介したいと思いますが、
盛岡高等農林学校と今の岩手大学では建物配置が全然異なりますので、
今の植物園が、昔から植物園だったかというとそうではないんですけども。
ただ、そういう歴史を知っていると、
さらっと構内にかけられている巣箱も
なんか由緒ある巣箱に感じてしまうなぁ、と、
そんな不思議な感慨にふけったお昼休みでした。
今、密かにやっていること。。
こんばんは。
紺Bloggerでございます。
さて。
ご存じの方も多いかなぁとは思うんですが、
本学の農学部の前身は「盛岡高等農林学校」です。
農業教育資料館や門番所が
盛岡高等農林学校時代から残る建築物として、
重要文化財に指定されていますが。
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上記2棟以外にも、
その頃から残る建物があります。
それがミュージアム本館(一部)と、
その裏の収蔵庫なんです。
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この2棟。
開校時(1903)から、
今と同じ場所にあるということで、
かれこれ…113年、
この場所にあるんですねー
(ちなみに農業教育資料館は1912年築)。
ということで。
今更ですが、
これらの建物を歩んできた歴史を
今、密かに調査中です。
そのうち、
ここでももう少し紹介できればと思いますので。
心の片隅でご期待いただければ、と。
よろしくお願いいたします…。
その景色、雪にも雲にも。
もう日中は汗ばむ陽気の5月下旬。
!?
こんな暑いのに、雪が積もってる…!!
なんじゃこりゃあ!!
…というお約束のセリフとともにお送りするのは、
「ナンジャモンジャの木」こと「ヒトツバタゴ」の満開の白い花です。
寄って見ると、花のひとつひとつはかなり小ぶりで華奢なんです。
この小さい花たちが一気にたくさん咲くことで
雪が積もったかのような繊細な白さが生まれるというわけですね。
ちなみにこの「ナンジャモンジャ」という別名、
Wikipedia先生によりますと…
【ナンジャモンジャとは、見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。すなわち、特定の植物の種名ではない。ヒトツバタゴを指すことが多いが他の樹種の場合もある。あんにゃもんにゃとも。】
あんにゃもんにゃ!!
なんだかゆるキャラになりそうな響きですね…。
3階の窓に届く高さのどっしりした樹で、実物はゆるくはありません…。
この「ナンジャモンジャの木」、花はピークを迎えて
枯れ始めてる花もちらほら出て来ました。
近くにお住まいでまだご覧になっていない方はお早めにどうぞ!
農学部4号館の南側に立ち並んでおります!
さてさて、少し移動しまして、農学部1年生の実習の圃場は…
着々と緑色率が上がってきています。
カラッとした晴れの日が続いて地面もかなり乾いてしまいましたが、
班ごとに当番を決めて水やりや観察もしているので生育はおおむね順調。
だいこんは間引きをして、ジャガイモとエダマメも無事芽が出てます。
収穫までのあと2か月強、まだやる事も観察する事も盛りだくさん。
大学生活いちばん最初の実習、
今年もみんな良い結果になれば良いですね!
まさかのこの時期に
先日発見・ご紹介いたしました「ウワミズザクラ」について、その筋の方から情報が寄せられました。(情報提供、ありがとうございます!)
何やらこちらの桜、
・先に葉が出てから花が咲く桜で、花期が終わったわけではない。むしろこれから咲く
・花は白く、房状に付くので桜ではないように見える
とのこと。
ほほう。
ならばぜひ、と、植物園へ足を運ぶこと数度。
前回記事として取り上げてから約三週間後の今週、ようやくその花を写真に収めることが出来ました。
もう少し寄ってみると、
白い房状のものが見えるでしょうか?
これが花のようです。
ここまで寄って、ようやく咲いている花の様子が見て取れます。
確かにこの花を見て、「桜だー」とはなりませんねぇ。
桜の世界・・・奥が深い。