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続・赤い実り

2015.11.13

こんにちは!
いや、こんばんは!

日もすっかり短くなりまして、
17時にはだいぶ暗くなってしまいます。
冬至まであと1か月くらい、ここからさらに日が短くなるのですね…。



さてさて、今日は滝沢農場でりんごの収穫実習がありました!

前期に摘果実習をしていた、あのりんごです。

品種は皆さんも耳にしたことのあると思われる「ふじ」です!
(先週は「あいかの香り」を収穫したそうです)

そして今日は降水確率0%とお天気にも恵まれております。
(ただしその分寒いのですが…)
(今日の最低気温は0℃!)

さて、ここでちょっとおさらいですが、

5月(クリックで画像が開きます)

6月(クリックで画像が開きます)

そして今日。
ファイル 2109-1.jpg

うっひょー!

豊作です!

摘果のときはりんごがまだまだとっても小さかったので
「こんなにスカスカに間引いちゃって大丈夫かな…」と
不安になったりもするのですが、
いざ大きくなってみれば全然スカスカじゃないんですよね。

ところで、ご存知の方もかなり多いかと思いますが、
摘果と違って、収穫作業にはハサミは使いません。



①普通は下に垂れ下がっているりんごですが、

②おしりを持って枝を折らないように軽くクルッと上に傾けると…

③ツルの継ぎ目のところできれいに「ポクッ」と取れちゃいます。

ファイル 2109-2.jpg

実習の前に先生から説明がありましたが、
実はりんごって、このツル(ヘタ)が案外大切なのだそうです。

ツルが取れてしまったりんごは「ツル抜け」と呼ばれて、
なんとそれだけで等級(りんごの高級さのランク)が
ガクッと下がってしまうのだそうです。
(味には影響はありません)

といってもそう簡単にツルは抜け落ちないので、
コツさえつかめばとっても簡単に次々ともいでいけますよ。

ファイル 2109-3.jpg

初夏に一生懸命チョキチョキ摘果したりんごが
しっかり実になってくれたということでもあるので、
学生さんも心なしかテンション高めで楽しそうな風景でした!



もいだりんごはコンテナに詰めて積み上げて整理していきます。

このコンテナ、満タンになると1つで20kg近くにもなるくらい重いので、
積み上げるのはなかなかの重労働なんです…。

でもやっぱりみんな飲み込みが早いし人数も多いので
テキパキ協力しながらあっという間にどんどんコンテナが積み上がっていきます。

ファイル 2109-4.jpg



今日は「こびる」はないけれど、
そのかわり、収穫したりんごの中からほんの少し、おみやげがもらえます。
(しかも自分で好きなりんごを選んで良いんですって!)

自分たちで摘果して収穫したりんご、どんな味に仕上がったのかな?
お家で食べるのが楽しみですねー!




※そういえば先月稲刈りの記事に
「『こびる』とはなんですか?」と質問をいただいたので…

地域によって「こんびる」「こびり」「こんびり」などなど微妙に呼び方は違いますが、
こびるは農作業の合間に食べる、おやつです。
もしかして農作業に限らず、お仕事の合間の軽食全般をそう呼ぶのかな?

滝沢農場での田植えや稲刈り実習の日は、
おにぎりとみそ汁が振舞われておりましたよ!



おまけ

ファイル 2109-5.jpg
上:前回に続き、今日の岩手山。雪はいったん消えたようです。

下:ブルーベリーが紅葉してました。心なしかブルーベリー色に近い?