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楽しみな人も憂鬱な人も

2016.03.31

年度末、教職員や卒業生・これから入学する皆さんはとても慌ただしい毎日が続いておりますが…。

進級する皆さんもそろそろ慌ただしくなってきたようです。

本日の学内

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春休みでがらんとしてちょっとさびしかった学内ですが、
今日は学生さんが多いような…。

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なるほど、2015年度後期の成績を受け取る日ですね。

これはきっとドキドキしたり憂鬱な気持ちが入る方もいるのかもですが…。
(わたしは憂鬱成分多めの儀式でした…)

大学の後期は10/1~2/12なので、
後期の授業最終日からみても少なくとも1か月半くらい前の
試験やレポートの成果がわかる日なのです。

春休みや卒業シーズンの慌ただしさでほどよくリフレッシュして
試験の「あれやっとけば…」やレポートの「あの図入れるの忘れた!」
なんてモヤモヤした気持ちを忘れかけたところで
タイミングよくのしかかるんですよね…。この成績開示…。



…いや、そんなのはわたしだけですね。
失礼しました。

この時にこんどの前期の時間割も受け取ったり、
掲示板に最新の情報が貼り出されはじめてたりもするので、
たとえ憂鬱でもとっても大事な手続きです。

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ホームルームなんかもなくて、履修科目も必修以外は人それぞれ。
だから大事な連絡や手続きは自分できちんと管理することが必要です。

そんな風に、授業ひとつにしても自分で決めて自分で管理していくことが、
高校までの生活と大学生活での大きな違いのひとつかもしれませんね。

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桜Bloggerさんは学外異動で岩手を離れてしまいましたが
(いまだに引きずってる)、
桜前線のほうは順調に北上しているみたいです。

ちょっと前まであんなに固くてぎゅっとしてた芽も
ちらほら緑色が見えてきましたね。

ちなみに盛岡の桜は、4月14日が開花予想日だそうです(3月28日現在)。
乞うご期待!

ちなみに工学部のジュウガツザクラは既に良い感じに咲いてました!
画像はきっと誰かが…あげてくれるはず…(他力本願)

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さて、今日はこれから今年度最後の送別会も控えてます。
お花ってもらうのもあげるのも気持ちが華やぎますよね。

今年度最後の写真をキレイなもので締めくくれて小さな達成感です(笑)

最後になりましたが、
平成28年度も岩手大学と岩大エキスをどうぞよろしくお願いいたします!

ハラルコーナーがお目見え

2016.03.22

先日、中央生協を歩いていたら、何ともカラフルで賑やかなコーナーが登場しているのに気付きました。

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ん?輸入食品?と思ってよくよく見ると、なんと

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ハラルフードのタワー!。

確かに、グローバル化の影響で多くの国から留学に来られる学生さんが増えている本学。手軽に食せるハラルフードの存在は重要です(^^)。

ところで。
「ハラルフードって?」
と思う方もおられると思うので、ここで解説。

Wikipedia先生によると、

【ハラールは、イスラム法で許された項目をいう。端的にはイスラム法上で食べることが許されている食材や料理を指す。日本語に訳すと、「やってもやらなくてもかまわないもの(許可)」という意味となる。なお、日本では「ハラル」と書くことも多い。】

とのこと。
確かに、中央生協のパネルにも

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「HALAL FOODとは?
 イスラム教の戒律に則った食べ物のこと。」

と書かれています。
それより「イスラム教徒以外の方が食べても美味しい商品です★」の部分が気になってしまいますが(^_^;;。

是非試してみたい!という方は、中央生協へGO=3。

新生活、何が必要?

2016.03.15

3月の学内は、基本的に人は少なめで静かなのですが。

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入学手続きというものがあるんですよね。
こちらは前期日程合格の方は今日までの日程です。

同時に、中央食堂では…

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毎年恒例、新入生サポートセンターが臨時開設されてます。

特に初めて親元を離れて入寮したりひとり暮らしをする方には
とっても頼もしい味方です、大学生協。

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この時期量販店でもよく見かける「家電5点セット」。
こういうの見ると、無性に引っ越しとかしたくなりますね。

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お部屋のイメージまであります。
なんだかニ○リみたい!
大きなデスクがある部屋、素敵ですねー。

(でも大きなデスクがあるとすぐ本とか積み上げてしまうんですわたし)
(きたる新年度こそ断捨離できるようになりたいです)

…とワクワクしつつも、どうしてもつきまとうのがお金の問題。
リーズナブルにおさえたくても、やっぱり必要最低限そろえるには
それなりの費用もかかるというものです。

そこで…

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まだまだ使える、厳選されたリサイクル家電たち。

型が古かったりするのもまた風情があっていいじゃない!
「中古」と呼ばれるものにしては見た目もかなり綺麗。

他にも、現役寮生のおすすめの品をチョイスした
「寮生セット」なるものも!
実際にそこで生活してる人が必要だと思っているものが事前にわかると
いろいろプランもたてやすくなりますね。



さて、いよいよ新生活の足音も聞こえたところで3月は後半戦に突入します。

3月後半は後期日程の合格発表に卒業式と
まだまだビッグイベントが控えてますね。
卒業や転出、入学や転入の方々はあっという間に過ぎていく2週間になりそう。

いや、そうでない人もきっとあっという間です。
別れを惜しんだり、新しい出会いにワクワクしたり、
春は本当にいろいろな感情が一気に通り過ぎていきますね。

そしてわたしも今まさにセンチメンタルな気持ちでこの記事を更新しております。

なんでも、エキスで近々重大発表があるとかないとか…

おっとこれ以上は…!

とにかくあっという間に過ぎていくこの時期、
食べ過ぎ飲み過ぎなんかにも気を付けつつ過ごしたいですね!

出会いと別れについて

2016.03.08

昨日は前期試験合格発表でした。
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発表の現場には立ち会えなかったんですよねぇ。
見に行きたかったなぁ。
見事合格された皆様、本当におめでとうございます!
皆さんにお目にかかれる日を楽しみにしております。


後期試験を受験される皆さん!
いよいよ今週末が試験です!!
(本学の場合です)

春はすぐそこまで来ているはず。
もう少し、踏ん張っていきましょう!!


さて。
春は出会いと別れの季節です。

4月に入学いただいた皆さんと出会う前に、
僕らには卒業・修了される皆さんとの別れがあります。
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昨日、合格発表と同じ日に、
担当しております農学部・農学研究科の皆さんの
卒業者・修了者の学籍番号を掲示してまいりました。


部署柄でしょうか、この掲示を貼り出すと、
仕事が一つ大きな節目を迎えたように感じます。

こうして卒業者・修了者を発表できたことに、
大きな安堵を感じつつ、また少しの寂しさも覚えます。


とにもかくにも。
卒業・修了が決定した皆さん、
本当におめでとうございます!!
心よりお慶び申し上げます!!!

出会いと友情によって咲いた本(寄稿)

2016.03.03

日々、学内の様々な情報を各Bloggerからお届けしている岩大エキスに、学内の職員さんが原稿をお寄せくださいました。
ありがたいことです。そして、ご寄稿いただくのはTHE★初。
今日は、そんな新たな視点からの記事です。新鮮な気持ちでご覧ください♪。

***

突然ですが、本日は本学での「出会い」や「友情」から咲いた本について書いていきたいと思います。
・・・本なのに「咲く」のは何故?と思う方がいらっしゃると思いますが、その理由を今からご説明します。

今からさかのぼること約90年前、大正6年(1917年)7月1日、岩手大学農学部の前身となる旧盛岡高等農林学校で、当時の文芸同好会の学生12名によって1冊の文芸雑誌が誕生しました。その名も『アザリア』。岩大図書館内のアザリアギャラリーはここからとられています。誌名は当時校内に沢山咲いていたアザリアから採用されたとも。※西洋ツツジの花。
その中で、中心となった4名のメンバーがこちら。

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 ※本学農学部附属農業教育資料館HP
(URL:http://news7a1.atm.iwate-u.ac.jp/edu/p3.html)からお借りしました。

写真前列左から、小菅 健吉(こすげ けんきち/栃木県出身)、河本 義行(かわもと よしゆき/鳥取県出身)。後列左から保阪 嘉内(ほさか かない/山梨県出身)、そしてのちに詩人・童話作家となる宮澤 賢治(みやざわ けんじ/岩手県出身)。4人は入学した年が異なりますが、全員同い年。そしてこの頃は制服があったので学ラン姿です。ちなみに賢治は、アザリアのメンバーと出会い、この頃から作品を積極的に発表していくようになったと考えられています。

農業を学び、志を同じくする若者同士は、寮・下宿での生活、勉学、趣味、時には手紙そしてアザリア(全6号)の紙上を通して友情を育んでいったといいます。青春ですね~。余談ですが、この頃の体験の一部が賢治の「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」等の作品に反映されているそうです。
なお、盛岡高等農林学校卒業後の彼らについては、詳細を書くと大変長くなってしまうため、ここでは割愛させていただきますが、各々の進んだ道で、悩みや別れを経ながらも、手紙等で交流を続けていったということです。
彼らの一生の中で、盛岡高等農林学校時代の出会いと友情から咲いたものがアザリアという本でした。

そして、90年前に花開いたアザリアは、平成の世に同じような形で再び咲くことになりました。
それがこちら。

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1月の岩手日報(地元の新聞)にも掲載されたので、ご存じの方がいらっしゃるかも?
関西地方在住の遥峰さんが自費出版された漫画小冊子「アザリアの咲いた本」です。館内の「ポランの間」で読むことができます。
※部屋からの持ち出し及び貸出はできません。

この度、遥峰さんから農学部附属農業教育資料館(旧盛岡高等農林学校本館)へ寄贈されました。同館は、大正元年竣工なので、大正4年・5年に入学した彼らもここに訪れた事があるはず。
数年前からアザリアのメンバーについて興味を持たれ、「メンバーについてより多くの人に知ってもらいたい」という願いのもと、出版されたそうです。中身はコミカルかつ分かりやすいアザリア入門漫画です。デフォルメされた人物達が可愛い♪

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90年前の彼らと、平成に描かれた彼ら。遥峰さんの小冊子は、未来に誰かが彼らに出会うきっかけになるのでしょう (*^_^*)

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