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3,4,5を一絡げ

2014.11.10

木の葉のじゅうたんが敷き詰められた自然観察園で、ひとところに集まる沢山の彫刻の姿。
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「木枯しの季節は冷えるよねー」
なんてぼやきも聞こえてきそうですが、今ここに集められているのは、身を寄せ合って寒さに耐えようとしているわけではなく、これら(彼ら)の出生元である教育学部3号館が改修工事中のためでした。
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今は工事用シートに包まれて、中を窺い知ることは出来ませんが、周辺には作業に伴うハツリの「ガガガガガ」という音が響きわたっています。

果たしてどのような姿に生まれ変わるのか?!
その完成予定図が、事務局の2階廊下に飾られていました。
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フム。
側面には長さの違う二本のライン。
奥側の壁には
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○○ & DESIGN,MUSIC
の文字が入るようで、今までどおり、美術・音楽系の研究室が入居するようですね。

ちなみにこの事務局2階には、教育3号館だけでなく、ただ今絶賛工事中の工学部4号館、人文社会科学部5号館
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の完成予想図も掛けられていました。
(すみませんが、こちらの写真はナシです。
理由:この場所が学長室の真ん前で、ちょっと怖気づきまして・・・)

近々生まれ変わる、3学部の3,4,5号館。
楽しみですね!

コッソリ潜入! 農2号館

2014.09.10

ワタシ的に馴染みのない農、人社のうち、人社の1号館は先日制覇してきたので、今度は農学部に狙いを定めてみました。

行く先は、農学部の2号館。
「人社が1号館だったから、次は2号館」という、なんとも味気ない理由ではありますが、とにかくレッツゴー!!

ここでもやはり、掲示板をチェックしましょう。

まず目についたのがこちら
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生物分類技能検定

え~っと、
生物分類技能検定は、生物に関心をもつ方々を対象に、分類の知識向上を目的とし、野生生物や自然環境の調査・保全を担う人材を育てるとともに、動物分類学や植物分類学の発展に寄与しようとするものです。さらに、野生生物調査に関わる生物技術者の育成と、自然環境調査の精度向上への貢献をめざします。
だそうで。

生物の分類、、、苦手だなぁ...
コブシとモクレンの見分けも付けられないし....
色々動植物をご紹介してきましたが、分類についてはこれからも皆様のお知恵を拝借する機会が多そうです。

それからコチラはフォーラムのご案内。
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農場HACCP
~食の安全のための農場衛生管理の高度化~

のうじょう えいちえー しーしーぴー?
なんの略?そしてなんて読むんだ?
はっくぷ はしぷ はっしぷ はちっぷ はしゅぷ

調べてみたところ、
正式名称は
Hazard Analysis and Critical Control Point
読みは
ハサップ(By 厚生労働省)
で、「食製品の安全を確保する衛生管理の手法」のことだそうです。
やはり、所変わればいろんなジャンルの周知があるものです。

違うのは掲示板だけではなく、例えばこんなのも他の場所ではなかなか目にしないかも?
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山積みの収穫コンテナ。
どこで使うんだろう?圃場脇のリンゴかな?
これの向かいにあったミニトマト用
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にしては大げさすぎるよね。

そんな訳で、農学部2号館をサラッとご紹介しました。
次はどこかの3号館か、はたまた3階か、3号室か。
狙いを定めておきますよ。

廃墟好きにはたまらない?

2014.08.19

学生さん達が夏休みに入り、キャンパス内を歩く人もまばらになりました。
なんか寂しいなぁと思いながら歩いていると、

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さらに輪をかけたように寂しさ増大中の建物登場。
むむっ?なんだ?何この寂しさ?!と思いながら足を踏み入れてみると…

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この状況を見て気づきました。
この建物、工学部の4号館なのですが、改修工事がスタートするんですね。玄関の靴入れが撤去されただけじゃなく、各部屋も

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この通り

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机から棚からすべて撤去済み。

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この感じ、廃墟好きの人たちにとってはかなりの大好物なのでは?(^^)。

ここで業務連絡です。
建物の改修工事に伴い、建物内外共に通行止めの箇所が発生するそうです。通行止めが開始になるのは来週8/25(月)から。工事の終了予定である来年3月末まで続くとのこと。

関係者のみなさまはお気を付け下さいませ!。

4年越しの思い切り

2014.07.24

私も岩手大学に勤務して早○○年。
エキスの取材もあって、色々な所に足を踏み入れてきたなー、、、

などと自負しながら、キャンパスマップを眺めてみると、気づいてしましました。

農学部。
人文社会科学部。
よく知らねぇ。。。

大学をくまなくご紹介するのが使命(?)のこの岩大エキス。
そのBloggerとして、これではイカン!と一念発起。
今まで立ち入ってこなかった建物に、なけなしの勇気を振り絞って突入取材を敢行しようかと思います。

で、訪れたのは人文社会科学部1号館前。
「おいおい、3年前のオープンキャンパスで入ってるじゃねーか!」
というツッコミの声も心に響いてくるんですが、平常時のこの場所については、その更に1年前に桃さんが思い切ることが出来なかった場所である、という理由をつけて、足を踏み入れてみました。

建物の入居者(住んでいる方、という意味ではなく、研究室・居室を構えている方、という意味)の様子は、結構廊下の掲示物なんかに現れるものでして、今回はそちらに注目してみました。

例えばこちら、縦に並んだポスター2枚。
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「現象数理学」共同利用・共同研究拠点キックオフフォーラム
と、その市民講演会
未来へと希望をつなぐ現象数理学の挑戦

あー、現象数理学ねー。。。
Wikipedia先生によると
「現象数理学(げんしょうすうりがく)とは、自然・社会に現れるさまさまな現象に対して数理モデルを構築、解析することにより現象の理解を目指す学問である。」
である。

人文社会科学部と聞くと、どうしても文系(文学系)をイメージしてしまう私ですが、これを見ると理数系の学問も含まれるんですね。

さて、こちらは別フロアの掲示板。
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左から
「ジュネーヴ大学で学ぶ、夏のフランス語講座(っぽい感じ)」
「フランス政府給費留学生募集」
「二人の女 マリー・ローランサン(1883~1956 フランス)」
と、フランス漬けの掲示板。
どうやらこの辺りは、フランス語の先生が入居されている様子。

中庭の吹き抜けを挟んで、反対側の掲示板に移動してみると、こちらは国が変わり
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「新潟・ロシア語スピーチコンテスト」
「そうだ、ロシアに行こう!」(京都的なノリで)
「サンクトペテルブルク ロシア語研修」
「チェブラーシカとは?」
と、ガッツリロシア系。
どうやらこのフロアが、欧州系の研究をする場所のようです。

そして最後に辿り着いたのが、最上階の6階。
ここに貼られていたのは
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「説話文学会大会」
講演会題目も「平安京・京洛・京都と説話」
研究発表会題目も「『日本霊異記』における天皇と権力」だの、「御伽草子『隠れ里』の「食」の風景」だのと、グッと日本的な感じになってきたこの辺は、国文学の研究室が入ってます。

そんな訳で、今回制覇(?)した人社1号館。
次の機会があれば、今度こそ本当に未踏の地に足を向けてみたいとおもいます。

新たな秘密を一つ発見!

2014.06.17

大学構内には、各学部や施設の所在を示す案内看板が設置してあります。

この案内板に、今まで知らなかったことが隠されていました。

それは、

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示すエリアに到着した場合、学部や施設名の上に学章がデザインされていたのです。

その証拠に、まだエリアに到着しない場合は

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施設名と矢印でその場所をお知らせしてました。

案内板なので当然と言えば当然ですが…皆さん、ご存知でした?。

そして、この驚きを確認するため各学部のエリアで案内板を探すと

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教育学部にも

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人社学部にも

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農学部にも、確かに学章がデザインされてるーっ!。

もちろん、学生センターや図書館などの施設前にも、同様の案内板がありますよ。

どの看板も同じような色合いで気づきにくいかもしれませんが、大学散策の際にはぜひ学章も併せて楽しんでみてください。

ところでこの学章、本学のHPの解説によると
「岩手大学の学章は、公募を行い、桐の花をいただくデザインが全学生の投票により第1席となり、昭和27年制定されました。」
とのこと。もう62年も前の話になることに、さらに驚きです。

◆岩手大学の学章
 http://www.iwate-u.ac.jp/shokai/mark.shtml
 

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