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木でできた岩

2012.12.03

12月になりまして、北水の池は薄氷どころか がっちがち です。
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11月だって寒かったんですが、「12月」という響きのせいか、ぐっと寒く感じます。
あたたかい室内に引きこもっていたい。

しかし、取材のためにはそうも言ってられず、身を縮こまらせつつ、寒さのせいか無意識に早足になりながら、
岩手大学ミュージアムまでいってまいりました。
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お気づきでしょうか。手前にあるなんだかかわいらしいものに。

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こちら、チェーンソーアートによって作られたがんちゃんです。
杉の丸太から制作されたとのこと、不器用なわたしは前から後ろから横から眺めて、ひたすらすごいな~としみじみ。
チェーンソーでこんな風に丸くしたり尖らせたり、どうやってやるんだろう。

ボランティアスタッフの方は、このがんちゃんを見ると、つい撫でたくなるそう。
ツノの部分とか、確かに撫でるにはちょうどいい高さ。

ミュージアムは入館料無料ですので、お近くをお通りの際は、ちょっとのぞいてみてくださいませ。
入ってすぐ、入り口真正面でがんちゃんが待ってます。


ミュージアムからの帰り道、羊あったかそうだなぁ、と目をやったら、なんともいえない顔をされました。
二匹とも同じ顔…。同じこと考えたのかな。
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引っ越し作業

2012.11.19

本日、農業教育資料館で引っ越し作業がありました。

つい先月までは、耐震改修工事を行っていたのですが、一部内装の補修を残してほぼ完了。
ということで、別の場所に保管していた展示品を資料館へ戻すという作業です。
 
久しぶりの資料館。
このニオイ、何故か落ち着くんですよね。
 
今朝の9時から始まった作業。
雪の中の作業にならなくてよかったデス。
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早速、養生用のマットが館内いたるところに敷かれ・・・
15人程の作業員の方達が来たかと思ったら・・
あれよあれよと作業は進み
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あっという間にダンボールの運び込みはほぼ完了・・・
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写真撮る間もなく、ささーッと終了。
まだ15時ですぜ。
いや、流石です。○○ネコさん!
 
でも展示ケースの中はまだこんな感じ・・・
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開館まではもうしばらくお時間をいただきます。

工事中

2012.11.01

以前、資料館の工事がそろそろ終わりそうって記事を書きましたが、今日、紹介するのはこれからが本番の工事。
工事名称は「産業動物臨床施設新営工事」
動物病院の新棟ってところでしょうか?
2階には獣医系の実習施設もできる予定です。
 
現場は農学部動物病院北側の駐車場(だったところ)
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上の写真は9月12日のものです。
まだ更地です。

数日後、隣の3号館と同じくらいの高さの重機がやって来て・・・
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着々と工事が進んでいきます。

そしてこれが最近の様子
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建物の概形が見えてきました。
 
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ここに
 
 
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こんな感じで、来年の3月に完成予定です。
 
 
追伸
工事に伴い、近隣の皆様にはご迷惑をお掛けしていることと思います。
この場を借りてお詫び申し上げます。

実験廃液の処理施設

2012.10.30

岩手大学をはじめとする各大学・研究機関等では、日々、当たり前のように様々な実験が行われています。その際にどうしても出てしまうのが「実験廃液」と呼ばれるもの。

この「実験廃液」は一般の排水と同じように扱うことはできませんので、しっかりと回収し、必要な処理を施すことが重要となります。そこで、指定回収日であった昨日、廃液を搬入する学生さんに同行しました。

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実験廃液は、このような台車やリヤカーに載せられ、廃液処理施設に運ばれます。余談ですが、白衣に身を包んだ学生さんがリアカー等の周りを囲んで移動している姿を見ると、回収日であることに気づきます。

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こちら、廃液処理施設。
運び込まれた実験廃液は回収用タンクに内容物が明記されているため、提出用書類とタンク貼付の記載事項が一致しているかの確認が行われ、その後受理されます。

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実験廃液、と言っても、無機系廃液なのか有機系廃液なのか、や、内容物によって細かく分類されています。例えば無機系廃液であれば、水銀は入ってる?、銅や鉛は?などで分類しますし、有機系廃液であれば、燃えやすい?燃えにくい?なども分類の対象になります。その数、無機系では11種類、有機系では7種類。上の画像では、各タンクの内容物が何であるか一目で分かるように該当色のテープが巻かれている様子が見えますね。

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また、岩手大学では、実験廃液の回収に合わせ、使い終わった試薬瓶の回収も行っています。上記画像はその様子。皆さん、慣れていらっしゃるようで、非常に手際が良かったです。

このような回収は、月2回程度のペースで行われています。
廃液処理施設のHPには、実験廃液に関する分別マニュアルも掲載されていますので、興味のある方はご覧くださいませ。

◆岩手大学廃液処理施設
 http://www.iwate-u.ac.jp/sisetu/haiekisisetu/index.html

◆実験廃液分別マニュアル
 http://www.iwate-u.ac.jp/sisetu/haiekisisetu/sozai/manual.pdf

工事もそろそろおわりかな?

2012.10.18

秋の気配深まる盛岡。
日中はとてもすごしやすい陽気です。

昼食後、気持ちよさそうな植物園をぶらり。
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雲ひとつない快晴の空にレトロな洋館。

しつこいくらい宣伝してるから皆さんご存じかと思いますが・・・
旧盛岡高等農林学校本館、現農学部附属農業教育資料館(重要文化財)です。
かの宮澤賢治もこの場所でこうして空を見上げたりしてたんですかね~。
 
 
この資料館。実はつい最近までは耐震工事のためこんな姿でした。
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その工事もそろそろ終わりに近づき・・・
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外壁も塗り直し、屋根も葺き替えしたのでキレイになりました♪

もう中に入れそうですが、一時待避していた展示品の搬入など諸々の準備があり、オープンは来年春になる予定のようです。

情報が入り次第、このブログでもお伝えしたいと思います。

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