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秋の気配

2012.09.25

あんなに暑かったのが嘘のよう。
盛岡はすっかり秋めいてきました。

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最高気温も20℃前半がいいところで半袖にするか長袖がいいか、毎日悩んでしまいます。
この時期に風邪などひかないようにせねば!!

こちらキャンパス西端に位置する教育実験圃場でも秋を感じることが出来ました。
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収穫の秋!
そして食欲の秋。食べ過ぎ注意!
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品種が異なるのでしょうね。
格子状に見えます。

実った稲穂を見て思い出しました。
「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」
人格者ほど謙虚であるということわざですが・・

ワタシも常に謙虚であろうと心がけております!!
実っているかどうかは大いに別問題ですが・・・

歴史と質量の重さ

2012.09.14

電気系の実験施設の片隅に鎮座しているこちらの装置。
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右下に写っている缶の高さが35cmですから、相当な大きさであることが伺えます。

さてこちらが何かと申しますと、正面にはられたプレートにある通り、
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「試驗用變壓器」でございます。
え~っと、しけん?よう・・・

はい、こちらは「しけんようへんあつき」と読みます。
現在の字に直すと「試験用変圧器」ですね。

この名前だけでなく、
号→號
数→數
鉄→鐵
なんかも旧字体で記されています。

それからプレート内の旧字体で気になったのがこちら。
總重量(総重量)
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1033瓩
これは・・・読めない。
けど、重さの単位で、しかもこの大きさなどから察するに、キログラム?
と思って調べてみたところ、正解でした。
これ、1トン超えです。
ちなみに油量の「立」は「リットル」でした。

など、旧字体がいたるところに使われていますがそれもそのはず。
こちらの装置の製造年は
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昭和18年3月。
西暦だと1943年。
てことは、岩手大学の設置(1949)より古いことになりますから、工学部の前身である盛岡高等工業学校、盛岡工業専門学校時代からの資産でしょう。

最先端の研究を進めつつも、一方ではこうしたものが残っているのも、大学の面白いところではないでしょうか。

イロイロ

2012.09.12

岩手大学のキャンパスはフロア毎に建具の色を変えているところが多いです。

農学部1号館~3号館でもこんな風に色分けしております。

 
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1階。
小豆色とでも言うんでしょうか?
まぁ目には優しい色です。

  
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2階。ベージュ。良くある感じ。
 

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3階はグリーン。
やさしい感じでいいですね。 
 
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4階は紫。
この色、個人的には好きです。
 
何のために色分けしているのでしょうね。
4階の部屋に帰ろうかと思ってたのに3階だった・・・
てなことを防ぐためでしょうか?

実際、方向音痴のワタシには大変役立っておりますが。

岩大への入口(上田3丁目編)

2012.08.31

さて、今日は岩手大学の門を取り上げてみようと思います。
周りを住宅街に囲まれた本学のキャンパスには各所に門が存在します。

ということで正門からぐるっとまわってみました。

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正門をスタート!
 
 

正門南側にある農学部東門
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動物病院脇、盛岡一高さんの向かいです。
 

さらに南進し、植物園に沿って西へ行くと・・
旧盛岡高等農林学校正門
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植物園を縦断するルートです。
朝はさわやかで気持ちいいんです!
 
 

植物園を抜けて西へ出ると・・
国の重要文化財にも指定されている
岩手大学旧正門
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春、桜並木がとってもキレイ。
でも夜は暗くてちょっと怖いかも・・・
 
 

ずーっと北上すると見えてくるのが
舘坂門
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朝はここからたくさんの学生さんが自転車で通学してきます。
 
 

タイトルに「上田3丁目編」と書きましたが、どこか遠方に他キャンパスがあるわけではありません!!
岩手大学は市街地の中心である上田地区に全学部が存在するワンキャンパスです。
学年が進んでもキャンパスは変わりませんから転居する必要もありませんッ!
 
 

ただ工学部の住所は上田4丁目・・・
それだけです。
舘坂門の向かいが工学部正門です。

ちなみに、工学部生を「4丁目の住人」と呼んだりします。
わたしも学生時代は4丁目の住人でした。

浴びたくないシャワー

2012.07.27

暑い。
梅雨明けした盛岡は昨日に引き続き夏模様。
こんな暑い日には頭から水でもかぶってスッキリしたいところですが、学内には絶対に浴びたくないシャワーが存在するのです。

それがこちら。
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廊下に、シャワー。
何故?!
排水は?!
どんな格好で?!

勿論日常的に使うシャワーではございませんで、こちらは緊急用シャワーとなっております。
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これが設置されている工学部内の主な場所としては、5号館や2,7号館の一部、改装された6号館などが挙げられます。
これらの場所に共通する要素が、化学系の研究室が入っているということ。
そう、薬品などを浴びてしまった場合、最も一般的な処置となるのが水で洗い流すことでしょう。(注)
そのためのシャワーでした。

6号館のは更に洗眼用のシャワーまで完備。
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よくプールなどで見かけるコレですが、大きく異なるのがその使い方。
普通は蛇口を開くんですが、こちらは右側のパネルを押す方法。
手探りでも使いやすいようになってます。

緊急用の設備ですから、いくら暑くても涼を取るために使用するのはダメですよ~。

(注)薬品によって対処法が異なることが考えられますので、緊急時には教職員、TAの指示に従って下さい。

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