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新入生の授業開始!

2019.04.11

入学式後。
新入生はオリエンテーションなどを経て、昨日から「大学の授業」への出席が始まっています。

が、どこの大学でも、授業を受講する際には「履修申告」をしなければなりません。履修申告…いうなれば、自分が受ける授業を自分で選んで、自分だけの時間割を作るような感じなのですが、これが大学に入って初めての難関になるのでしょうね(^_^;;。

ということで

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今日のこちらの教室では、新入生に対し、大学のPCや履修に関するシステムが使えるようになるためのレクチャーが行われていました。

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「分からないこと、ありませんか?」「困ってませんか?」と声をかけて回る先輩方。なかなか頼もしい限りです。

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PCって、自宅で使っているものとタイプが違うと勝手がわからなくなって、意外と手間取ったりするんですよね。
ブラウザの違いもあったりして、そういう細かなところも丁寧にサポートしてくれるって、新入生の立場からしたら心強いだろうなぁと感じました。

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ところで、今の学生さんは当然のようにスマホを持っているわけで、スマホでも大学の授業情報などが得られるようなサービスも充実しています。それを登録するときって、みなさん、フリック入力なんですよね~。
何かのニュースで「キーボードを使えない若者が増えた」なんて記事を目にしましたが、確かになぁ…と。ネットで情報を得るデバイス、時代と共に変わってきているんだなぁと実感した次第です。

その傍らでは…

2018.12.05

先週末は森の駅市場でした、という話題でしたが、
実は同時に、このイベントが行われていた農学部植物園付近で、

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学生さんと思われるたくさんの方々が
お掃除していました。

これも実は別の科目の授業の一環なのだそう。

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この右上のあたりに映り込んでいるりんごの価格表で、
森の駅市場と同じ時間に行われていたことがわかります。

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この形のほうきがあると、やってみたくなりますよね。
そういえばちょうど1か月前はハロウィンでしたね。

「落ち葉集め」というと
「寒いし、なんだかおっくう」という印象になりがちですが、
皆さんから「やらされてる感」はまったく感じられず、
楽しそうに会話を交わしつつも
テキパキと落ち葉を掃き集めていました。

この落ち葉掃除、
授業の中でのワークショップで
受講生の皆さんがキャンパスの改善点として挙げたことで、
実際に自分たちの手で取り組んでみているということなのだそう。

ただのお手伝い、雑用、というようなことではなく、
学内の環境を良くするために意見を出し、考え、実行している、
ということなんですね。

単純な作業でありながら、活き活きとして見えるのも納得です。

森の駅市場の行き帰りに思いがけず見かけた光景。

森の駅市場もまた実習の一環ですし、
この環境整備も授業の一環です。

授業、実習にもいろいろな形や学びがあるということ、
どんな形でも、学生の皆さんが真剣に向き合い、取り組むことで
いろいろな知見や経験を得ているということを
あらためて教えていただいたのでした。

スーツ着用の授業、作業着着用の授業

2018.07.06

先日、学内の各所で行われた
環境マネジメントシステム監査。

本学では、環境保全、省エネ、など、
全学の構成員がそれぞれの立場から積極的に取り組んで、
環境にやさしい「エコ大学」を目指しています。

その「意識して取り組むための道しるべ」のひとつとして、
「環境マネジメントマニュアル」が作られていたり
それに沿った取り組みができるよう
年に一度のこの監査が全学をあげて行われていたりします。

この土台たちがあるからこそ、教職員、学生さん、すべての構成員が
ごみや実験廃棄物の分別、再利用できる資源の回収や省エネなど
それぞれにできることを具体的に取り組みやすくなっています。

そのシステムが適切に運用されているか、
本学の全構成員が環境のためにやるべきことを把握できているか。

それを学内の監査員と学生さんとで見極めるべく
各部局や学部をチェックする、年に一度の監査の日。
(学生さんは「環境マネジメント実践学」の授業の一環として参加します)

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この日は「正式な場なのでそれなりの身なりを」とのことで
学生さんもスーツ着用(クールビズ)です。

就活やインターンシップ以外でスーツを着る機会、
こんなところにあるんですね。

その服装もあいまって、まだ開始前なのにこの厳かな雰囲気、
ちょっと萎縮しちゃいそうです。

でも、違う見方をすれば、
監査する側もされる側もそれくらい真剣に取り組んでいるということ。

また、
省エネ=徹底的に削減

というだけの考えになってしまうと
場合によっては熱中症や脱水など健康を損ねる事もあるし、

大事な研究や実験で使う試料や試薬などのためには
必要な機器や装置はある程度の資源を使っても
しっかり稼動させなければならず。

ひとことで「エコ」「環境に配慮」といっても
さまざまな面から考えていかなければなりません。

だからこそ、こうやってヒアリングや現場確認をおこなって
その時その状況に最適化されているかを
定期的にお互いに確認しながら取り組んでいくのが
大切なのかもしれませんね。

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場所は変わり、
農学部一年生の実習は、そろそろ収穫モードに移りつつあります。

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ここまで大きくなると、さすがにかぶりつく猛者はいないんですね…。

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持ち帰りをどうするのか、協議が長引いている模様。
大きさが大きさですし、数も数ですしね…。

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ここだけでなく、
あちこちでダイコンの山を囲んでミーティングが開催されています。

「おろし金って100均に売ってるっけ?」

なんて会話が聞こえてきたり。

おろしで肉や魚をさっぱりいただくのが
量的にもこなせるし季節柄的にもおいしくいただけそう。

電車やバスで通学する学生さんはちょっと帰り道が大変そうです。

ただ、これはまだ序の口。
実習最終回にはじゃがいもが控えていますので…。

「収穫物持ち返り用のビニール袋を持参するように」と言われて、
厚くて大きい丈夫なスーパーの袋ではなく
コンビニでジュースとガムを買った時ぐらいの
薄くて小さな袋を持ってくる学生さんが後を絶たないので、

「このダイコンで、野菜の収穫量の目安を理解してくれてたら良いな…」

なんてひっそりと願うわたしです。

「エコ」「環境」のお話と通ずるのですが…

最近のスーパーのレジ袋は省資源のために薄手のものが多くて
大型の野菜を入れたら重みで破けることもあるので、
こういう実習の持ち帰り袋もエコバッグのように丈夫で再利用できるものが
そのうち推奨されるようになってくるのかなぁ、

…なんて今日のふたつの話題を通してふと思う週末です。

将来先生になるために

2018.06.29

ここは教育学部。

みなさんが受講しているのは、小学校の教員を目指す学生さんたちの必修科目「小学校理科A」です。

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教員を目指す学生さんたちの多くは高校で文系に属しており、実験を経験することがあまりありません。なので、こういった授業を通じガスバーナーやガラス器具といった基本的な実験用具の扱いについて広く知ることが大切になるのです。

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黒板の前に立つのは、教育学部教授の菊地先生。
今日は、教材開発要素も取り入れた授業を分かりやすく行っておられました。

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学生さんの視線は、テキストと黒板を行ったり来たり。
教材開発という観点も含まれるため、学生さんのスタンスは教員と児童とを行ったり来たり。

でも、楽しそうに90分を過ごしていました。

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「メニスカスってどこ?」
「ここじゃない?」
「え?、ここって言われても分かんないよ、どれ?」
「だから、これだって!」
「ちょ、全然伝わらないんだけど~!」

あちこちから同様に聞こえる学生さんの会話が個人的にはツボでした。

と、そんなことを思いながら授業を撮影させていただいた矢先、今日はこの方も登場。

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後姿でもわかる、長年岩大を記録し続けているこのお方(^^)。

今日の様子、今年度の卒業アルバムに載るんでしょうね、きっと。

大学の授業を見てみませんか?ってお誘い

2018.05.16

新学期がスタートして約1か月が経ちますね。
大学の中も新入生を迎えた賑わいが少し落ち着き、勉学の環境が充実し始めているように思います。

そんなこの時期。
大学のWebサイトではこんな誘い文句と共にイベントの周知がされていました。

「大学の授業を見てみませんか?」

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そうなんです。
岩手大学では、一般の方を対象に一定期間授業を公開しているのです。

大学の授業はどんな感じなんだろ?

ドラマなどを通じて風景等のイメージは浮かぶと思いますが、実際どんな内容の講義が展開されているのか、受けてみないと分からないことも多いのではないでしょうか?。

と言うわけで、ご興味がおありの方はぜひ↓下記のURLから情報を得てくださいませ。

■「大学の授業を見てみませんか?」~授業公開のお知らせ~
  https://www.iwate-u.ac.jp/info/event/2018/05/000763.html

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